ゲーム音楽史 スーパーマリオとドラクエを始点とするゲーム・ミュージックの歴史/リットーミュージック

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川べりに
座れば
鳩らが寄ってくる。

天気もよいので、
休みに近所を歩き回っている。
といっても、
電車の駅で、10駅分くらいで、
結構な距離だ。
流石に疲れた。
ここは風通りがよい。
川でも見ながら休むか。
と、座った途端、
鳩が数十匹、あちらこちらから
舞い寄ってきた。
餌付けされているんだな。
平和の象徴は食い意地が鬼のようだな。
えっ、この鬼のようだという使い方は
ありなのだろうか。
鬼のようだというのは何でも使えて、
それなりに伝わりそうで、
まさしく、鬼はすごいと思うな。
それはともかく、
卑しい感じがしてうざいと思いつつ、
僕を頼ってくるのは、君ら鳩くらいなものだ。
ハハハハ。と少し疲れを癒してもらった
時の575である。


で、歩き回りながら、
読んだのが表題の本である。

家庭用ゲームの音出力の制限を
最大限に生かしながら、
表現していった歴史である。

最近は
CPU性能の向上やCD-ROM再生の装備で
音の制限がなくなっているようだが、
ゲームメーカによる音楽の個性は
音出力の制限から来るものであったらしい。

個性が制限によって発生する。
というのが言い過ぎならば、
強調されるというのは、おもしろく感じた。


ゲーム音楽は
日本が音楽として、
世界中の人々に影響を与えただろう
唯一のものと言ってもいいのではないか。

マリオ、ドラゴンクエスト、
ファイナルファンタジーをはじめ、
ストリートファイターの音楽だって、
人気である。

繰り返しプレーしていれば、
自ずと刷り込まれることもあるが、
繰り返し聴くのに耐え得るクオリティ
が根本にあり、

ゲーム内の表情を持った場面とともに
ゲーム音楽のクリエータたちが工夫を重ねた
ロック、ラテン、ハウス、スカ、クラッシックなど、
バラエティに飛んだ楽曲を
子供のうちに聴くのである。
影響は必至である。

数は強し。
日本の家庭用ゲーム機の隆盛は
何百万、千万単位の人に
何らかの爪痕を残したのである。



如何せん、
記述されている曲が実際に聴けないのが
残念であった。本の限界である。