朝早く、とても寒い小雨降る中、
颯爽と塀の上を歩いていた野良猫が
車のボンネットに飛び降りたところ、
雨に滑ったのか、もんどりうちながら、
腹をこちらに見せて
地面に転がるのを目撃した。

流石に一瞬のうちに体制を整え、
なんだよ文句あるのかよ。
というような勢いで
低姿勢でこちらに身構える。

特にありません。

という感じで僕は
無関心の眼差しを作って、
前方へ向ける。

警戒というだけでなく、
恥ずかしいという気持ちを
持っているのだろうか。
もし今のがそうなら、
良いものを見たと思えるのだけど。