東京島 (新潮文庫)/桐野 夏生

¥580
Amazon.co.jp

コンビニ、スーパーでお手軽にいろんな食料
を調達できるとか、何気なく文明生活を謳歌
し、雑誌やテレビやネットなど欲しい情報に
好きなときに手を伸ばし、それなりに知識も
得ていると思われるが、いざ無人島へ放り出
されたときに果たしてどれだけのサバイバル
できる実のある知識を得ているのか甚だ疑問
と、まずは月並みであるけれど思ったのです。

とにかく、何かのときのためにサバイバルナ
イフは手元に持っていた方がいいかなと読み
終えたときは思ったりもしたけれど、横にな
りながら、ちんぽを掻きつつ鼻をほじる感じ
で、これからもワンパターンな切実感のない
今の文明生活に浸り続けるのでしょう。


その境遇になったときの精神的なダメージや
生への執着は想像の範囲内でした。
食パンとバターに思いを馳せているくだりは
非常に好きです。あんな文章を書いてみたい