地獄の日本兵―ニューギニア戦線の真相 (新潮新書 273)/飯田 進

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終戦記念日近辺では、テレビも特集されるし、
なんらか本屋には、戦争体験モノが陳列される。
そして、手にしてみる。
近頃は戦争体験者がだんだんと亡くなっていき、
戦争認識の風化を危惧する声も大きくなってきた。
そうなのかなあ。と思う。
そういった本を読んでみても、温度差は拭えないのだ。
戦わず餓死で死んでいく兵士が多かった。
食べるものが無いのだ。
狂気、悲惨、屈辱、無念が書いてある。
痩せこけて、幽霊のようにふらふらと転進して、
力尽き倒れて、ハエに集られ、蛆虫が沸き、
死臭をはなって、見渡すと
そんな僕よりも未来ある若い兵士がゴロゴロと
転がっているのである。
想像すれど、所詮である。
想像するに甘っちょろい想像なのだろう。
読後、テレビをつける。
おっ。と見るとレイテの話だった。
体験者が語る、あるいは黙る
その表情の説得力の方が本よりも大きく思える。
これも夏のひとこまだあ。
と神妙に思うのである。

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終戦記念日近辺では、テレビも特集されるし、
なんらか本屋には、戦争体験モノが陳列される。
そして、手にしてみる。
近頃は戦争体験者がだんだんと亡くなっていき、
戦争認識の風化を危惧する声も大きくなってきた。
そうなのかなあ。と思う。
そういった本を読んでみても、温度差は拭えないのだ。
戦わず餓死で死んでいく兵士が多かった。
食べるものが無いのだ。
狂気、悲惨、屈辱、無念が書いてある。
痩せこけて、幽霊のようにふらふらと転進して、
力尽き倒れて、ハエに集られ、蛆虫が沸き、
死臭をはなって、見渡すと
そんな僕よりも未来ある若い兵士がゴロゴロと
転がっているのである。
想像すれど、所詮である。
想像するに甘っちょろい想像なのだろう。
読後、テレビをつける。
おっ。と見るとレイテの話だった。
体験者が語る、あるいは黙る
その表情の説得力の方が本よりも大きく思える。
これも夏のひとこまだあ。
と神妙に思うのである。