レマルク, 秦 豊吉
西部戦線異状なし


同じ戦争でも、空虚さにおける
近代の戦争と戦国時代の戦争のイメージのギャップはどうだろう。


精神とは決定的なものではなさそうである。


僕らはもう人間としては価値のないものになっている。


など、厭世的に染まっていくしかない中で、
尚も、戦い続けている。

ああ、クラスの仲間たちは全員いなくなってしまった。
それでも、大局的には西部戦線異状なし。


有無も言わせない圧倒的な反戦物語。
戦争はまったくばかげていると思わない人はいまい。

と言い切ってしまうのは僕の性に合わないのだけど、
言わざるを得ないでしょう。この淡々とした乾いた感じの強烈さは。