
小川 洋子
博士の愛した数式
ホリエモンは胡散臭いという
イメージはそのままでよかったようだ。
何で儲けているのかが不透明だったのだが、
結局は一般投資家を食い物にして儲けていたのか。
そして、粉飾。ようやくすっきりした。
そんな気持ちで読んだ本。
ルート君がお母さんに怒りを表すところが
ちょっとうるっと来た。
文系が理系を美化するとこんな感じになるのか。
突き詰めていくと美しくやさしくシンプルになるとでも言うのだろうか。
過去の栄光と対照的な現在の悲哀。
そんなものを感じさせない衒いのない佇まい。
衒いなく数と接し、人と接する。美しくさえあるね。
僕にはありえねぇ。憧れだね。
博士が公園の地面に何らかを証明するために
訳の分からない数式をすらすら書いていくところが良かった。
博士には美しい証明なんだ。
僕たち一般ピープルが解ってはいけない。
訳が分からないからこそいいのだ。