朝早くです。8時頃でしょうか。
工場に向かってました。
寝ぼけまなこで、後輩の車の助手席に乗ってました。

 

後輩は渋滞を避けようと
あっち行ったり、こっち行ったり、
ゆっくり走ったり、急に加速したり、
実にせわしない。

 

僕は緊張感のなさと
朝日の眩しさに感覚麻痺です。

 

CDがかかってました。

 

カーステから流れるのは林檎の幸福論でした。

 

受け入れやすいメロディと
感情のあるような無いような切ない声と相まって
締まりのない茫洋とした脳みそに漂うその歌に
妙に感動してしまいました。

 

時の流れと空の色に何も望みはしないように。。。。

 

恋愛らしい恋愛なんてしたことがない僕は
恋愛の微妙な心模様なんて
さっぱり想像できないし描くこともできないけど
心に染みました。

 

どうして、この女にこの男。
どうして、この男にこの女。
なんて思うこともよくあります。

 

男と女の関係は
能力や器の大きさのバランスだけではない
何か計りしれないものがあるようで。

 

すべてすべてではないにしろ、
説得させられた気分です。

 

僕「林檎っていいね。」
後輩 「やっぱり?」
なんて会話しました。


だけど、食い入ってくるような声質を
しばらく聞きつづけている内に

 

君はくだらないんだよ。

 

って言われてる感じがして、打ちひしがれてくるのである。

でも、あの声は嫌いじゃないね。

 

体の疲労と重なり、シートにぐったりとする。