部屋中は、希望に満ち溢れている。
世界で一番の赤ん坊のように褒め称える。
目の黒さも、髪の毛の濃さも、
耳も鼻も口も足の形も爪もチンチンも
すべてすべて褒め称える。


どこの家族も同じようなことを言っていると思うと、
人間、手前勝手。


泣きながら、くしゃみをし、あくびをし、しゃっくりをする。
ほんと、忙しい。


ほぉ~ぁ、そうか。そうか。
部屋中は、すべてポジティブシンキング。


そんな空気は何にも知らないであろう赤ん坊の
泣き声は一番の希望に満ち溢れていると思える。


赤ん坊の泣き声のない社会なんて味気ないだろうな。
と再認識する。