
著者: ブルース グリーンウォルド, ポール ソンキン, ジャッド カーン, マイケル ヴァンビーマ, Bruce Greenwald, Paul Sonkin, Judd Kahn, Michael Van Biema, 臼杵 元春, 坐古 義之
タイトル: バリュー投資入門―バフェットを超える割安株選びの極意
バフェットさんで有名なバリュー投資とは何かがなんとなくわかった。
企業の本質価値を算出して、市場価格がそれと著しく下回った銘柄に投資する。著しく下回ったというところが安全マージンであり、投資する人の期待値によって変わってくるところである。簡単に書けばこのようになるが、安全マージンを確保するために必要な本質価値を算出するのが一筋縄ではいかないようだ。
対象企業のバリューを探すのに、
*資産のバリュー
*収益力のバリュー
*成長のバリュー
に分けて探していくのであるが、資産のバリュー以外は予測や気持ち的な期待が多分に入ってくるようで、如何に試算するかが重要なポイントみたいだ。だから、自分の得意な業界、理解が及ぶ企業を範囲とすべきだとも言っているし、その業界に参入していくつもりの事業家的アプローチが必要だとも言っている。
まあ、努力と忍耐とを必要とする投資法であることは間違いなく、小回りは効かなそうだ。
うしろの方は幾人かの代表的なバリュー投資家について話が書かれており、読み物としてもおもしろい。僕としてはシュロスの投資方針が一番しっくりきたが、一番良いのはハイルブランのように、的確な本質価値を算出できる投資家に投資することだと思う。