自分が一番しんどいと思っていたのが仕事でした。実家が建材屋をしていて、大工さんが使う材料を届けるという仕事でした。

家業といっても自分は後継者ではなく、兄が自分が入る前から働いていて、何か大変そうな雰囲気があったので、たまに手伝うようにしていたら、これは何とかしないといけないと思うようになり社員として入りました。

子供の頃から見ていた仕事だったので、正直やりたくないと思っていたけど自分なら出来ると思って色々な改革をしようと行動し始めました。

しかし、やることが全て空回りするという感じで周りからも理解されないし、社長の息子がしょうもないことをしていると見られていたと思います。

そんなことをしていたら、やる気がなくなって段々とサボるようになりました。

そして正月の何もしなくなった自分に危機感を感じたのでこれは実家の仕事は辞めようと決めました。

工場で働いてまずは、なまっていた体を元に戻していきました。体は疲れていましたが気力は段々と回復していました。

そして自分の好きなことをしようと少しずつ動き出していました。まずしていたのが子供の頃から好きだったお祭りに関することでした。


静岡県の遠州という地域に生まれて育ったのでお祭りは日常に溶け込んでいました。

子供の頃は余り知らなかったですが遠州はお祭りが盛んで大きな屋台(山車)を小さな町内でももっていて、

4月から11月までどこかでお祭りが行われているという地域だったのでそれをただただ見に行くということをしていました。

その他にも自分が興味をもったものは出来るだけやろうと思って行動していたら段々と気持ちも穏やかになっていきました。

そしてようやく自分の夢を思い出すことができたのです。

つづく