Illustrator VS Photoshop 矢印キーの移動値の違い | まきのゆみの Adobeデザインソフト マスター教室

Illustrator VS Photoshop 矢印キーの移動値の違い

みなさんおはようございます。
アドビ認定インストラクター・まきのゆみです。


すっかり春らしく陽気な気候になりました。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
寒いのが苦手な私は、今くらいの気候がちょうどいいです^^


さて、本日は、IllustratorとPhotoshopの
矢印キーの移動値の違い
について
みてみたいと思います。


IllustratorとPhotoshopどちらも、
キーボードの上下左右の矢印キーを使って、
オブジェクトの移動ができますが、
使用する移動値に違いがあります。
移動値の変更が柔軟にできるのはIllustrator!


Illustratorの矢印キーの移動値は、
[Illustrator]メニュー→[環境設定]→[一般]を選択し、
(Windows:[編集]メニュー→[環境設定]→[一般])
表示される[環境設定]ダイアログの「キー入力」で指定します。

矢印キー1


こちらを一度も開いたことがない場合、
初期設定値(単位:㎜の場合)は、0.3528㎜になっています。
これは1pt・1pxに当たる数値ですね。
つまり、矢印キーを1回押すごとに、
選択したオブジェクトは0.3528㎜動くわけです。


私は、このキー入力の数値を0.1㎜にして使っています。
0.1㎜という数値は、私の経験上、
レイアウトの微調整に使いやすいからです。
慣れてきたら、ご自身の使いやすい好みの値を
見極めても良いと思います。


私は矢印キーを微調整で使うことが多いのですが、
大きめの値を指定すると、こんな使い方もできます。
例えば、50㎜と指定し、
option(Windows:Alt)を組み合わせて矢印キーを押すと、
矢印の方向に50㎜移動した場所に
コピーを取ることができます。

矢印キー2

右向き矢印キーを押した例
矢印キー3


それに対し、Photoshopは、
このように柔軟に移動値を変更することはできません。
では、矢印キー1回あたりどれくらい移動するかというと、
1pxです。
なお、shiftを組み合わせると、10px動くようになります。
覚えやすい数値ですね。
こちらも合わせて覚えておきましょう。


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