[フォトショップ]アクションによる自動化6:バッチによる繰り返し処理 | まきのゆみの Adobeデザインソフト マスター教室

[フォトショップ]アクションによる自動化6:バッチによる繰り返し処理

みなさんこんにちは。
アドビ認定インストラクター★まきのゆみです^^


まだまだ暑いですが、9月は一応秋ですね、、、^^||
秋といえば、読書の秋
私は本屋といえば、紀伊國屋ですが、
最近はもっぱら↓こちらで購入。
紀伊國屋書店Book Web
本がすぐに探せるし、ポイントもたまるし^^
最近はなんでもネットで便利に商品購入ができますね。
しかし、洋服とか家具に関しては、
私は自分の目でリアルで見て買う派です^^
みなさんは上手にネット購入を活用されていますか?^^


さて、本日もアクションによる自動化について。
本日は、バッチによる繰り返し処理について
まとめたいと思います。
★(アクション1回目)アクションの記録・再生
★(アクション2回目)アクション実行中にダイアログを表示させる
★(アクション3回目)アクションを無効にする
★(アクション4回目)アクションの追加
★(アクション5回目)中止の挿入


えんぴつ バッチによる繰り返し処理

これまで数回にわたり、
アクションについてまとめてきましたが、
これまでは、現在開いている画像ファイルに対して
アクションを適用していましたが、
何十枚・何百枚も画像ファイルがある場合は、
一つのフォルダにまとめて、
そのフォルダに対して
一括でアクションを適用すると便利です。


そこでバッチです。
バッチとは、
フォルダに入っている全ての画像ファイルに
同じアクションを適用する機能
です。


それではやってみましょう^^


1
あらかじめアクションを作成しておきます。
今回は、「印刷用」というセットの中に、
「印刷準備」(レベル補正 → アンシャープマスク → カラーモードをCMYK変換 → 中止 → EPS形式で保存)
というアクションを作成しています。

$アドビ認定インストラクター★マキノユミの活動日記-バッチ1


また、アクションを適用したい画像ファイルを、
一つのフォルダにまとめておきましょう。
今回は、デスクトップに「印刷用」というフォルダを作り、
その中に5つの画像ファイルをまとめました。

$アドビ認定インストラクター★マキノユミの活動日記-バッチ2


2
[ファイル→自動処理→バッチ]を実行します。
バッチダイアログが表示されるので、
必要な設定を行い、OKをクリックします。

$アドビ認定インストラクター★マキノユミの活動日記-バッチ3


今回行った設定

<実行>…どのセットのアクションを使ってバッチ処理を行うか
■セット→あらかじめ作成済みの「印刷準備」セットを指定
■アクション→あらかじめ作成済みの「印刷用」アクションを指定

<ソース>…どのフォルダに対してバッチ処理を行うか
■フォルダを選択→デスクトップにあらかじめ作成済みの「印刷用」フォルダを指定
このフォルダ内の画像ファイルに対してバッチ処理が行われます。

<実行後>…バッチ処理後の画像ファイルの処理方法
■フォルダを選択→デスクトップに新規で「加工済」フォルダを作成し指定
このフォルダにバッチ処理後の画像ファイルがまとめられます。
■ファイルの名前→処理後はファイル名を変更する場合に便利
ドキュメントの名前(任意の名前) + 2桁のシリアル番号 + 拡張子(小文字)
とファイル名が割り当てられるようにしました。
このファイル名のつけ方は自由に組み合わせることができます。
今回は、「印刷用01.eps」というように
ファイル名がつくわけです。

<エラー>…エラー発生時の処理方法
■エラー発生時に中止 を選択


3
バッチ処理が実行されます。
ひたすらアクションの繰り返しです。
モードコントロールの設定中止の挿入をしている場合は、
そこはまめに作業してくださいね^^||

万が一、途中でバッチ処理を中止したい場合は、
アクションパネルの再生を中止をクリックして下さい。

バッチ処理が終了すると、
デスクトップの「加工済」フォルダに
バッチ処理後の画像ファイルがまとまります。

$アドビ認定インストラクター★マキノユミの活動日記-バッチ4


画像ファイルの数が多い場合は、
バッチ処理を使うと、
時間短縮ができますよ^^