エディトリアルデザイン研究(分析) | まきのゆみの Adobeデザインソフト マスター教室

エディトリアルデザイン研究(分析)

みなさんこんばんは。
アドビ認定インストラクター★まきのゆみです。


本日、やっと!
インフルエンザ予防接種に行ってきました(^^)
これで安心?
健康第一ですから、
用心するに越したことはありませんからね!


さて、本日の授業(エディトリアルデザイン)
<学習目標>
■良いエディトリアルデザインは、なぜ良いか考える
(1回目/全2回)



前回の授業では、
誌面構成要素と文章構造の確認をしました。
★誌面構成要素と文章構造


本日は、それをふまえて、
各自持参した「自分が良いと思うエディトリアルデザイン」の
研究をしました。


エディトリアルデザインとは、
新聞・雑誌・書籍などの出版物のデザインのことです。
ページ物のデザインになり、
単ページ(チラシやPOPなど、1枚で完結するもの)のデザインとは違う
難しさもあるのです。


エディトリアルデザインをするにあたり、
まずは研究することにより
理解を深めるのが狙いです。


えんぴつ エディトリアルデザイン研究[分析]

<版面率(誌面における版面の割合)>
版面とは、誌面の中で
柱・ノンブルを除いた本文にあたる部分が置かれるスペースのことです。
裏を返せば、天・地・ノド・小口のマージン(余白)は何mmあるか?
それらマージンを差し引いた部分のことです。
版面率が高いか低いかで、印象も変わってきます。


<文章構造>
各要素を色分けし、それぞれを細かく分析
文字サイズ/字送り/行送り
字詰め/行詰め
段組/段間


<視線の流れ>
横組みか縦組みか?
視線はどのように流れるか?
文章を読むのに妨げはないか?


<写真・図版のレイアウト>
何点あるか?
分類方法(人物・風景・物などのカテゴリ別/大きさ別など)
それぞれの写真・図版の持つ役割


<配色>
色数/色相・彩度・明度/使用面積


これらを各自
ペンやものさしを使って
書き込んだり計ったりして
分析しました。


改めて細かく分析すると、
いろんなことがわかったようですね(^^)
なにはともあれ、
文章をよく読み、内容を理解するところから始まります。
そうすると、なぜそのようなデザインになったのかが
推測であれ、いろんなことが見えてくるのです。


次回は、本日の各自の分析と
解説ポイントを比較しながら、
さらにエディトリアルデザイン研究を深めたいと思います。