[フォトショップ]画像合成:レイヤーの種類 | まきのゆみの Adobeデザインソフト マスター教室

[フォトショップ]画像合成:レイヤーの種類

みなさんこんばんは。
アドビ認定インストラクター★まきのゆみです。


気付けばもう11月月末。。。
結局、ドタバタしており、
今年は紅葉見物にも行けておりません(T_T)
12月に入ったら、もう紅葉は残っていないだろうか。。。


さて、本日の授業(フォトショップ基礎)
■レイヤーを使って、基本的な画像合成ができる
■マスク・フィルタ・レイヤースタイル・描画モードを使って、画像合成ができる



今日も内容盛りだくさんでしたねぇ!
ひたすら画像合成をして、
受講生のみなさん、お疲れ様です(^^)/


今日は、
画像合成をする上で知っておくべき
基本中の基本、レイヤーについて
学習しました。


レイヤーとは、
透明のフィルムのようななものです。
レイヤーを重ね合わせることで
画像の見え方が変わるわけです。
レイヤーは、レイヤーパレットで管理します。


レイヤーには、6種類あります。
それぞれについてまとめておきましょう。


えんぴつ レイヤーの種類

下の画像は、簡単な画像合成をしたものです。

画像合成基本


この画像のレイヤー構造を
レイヤーパレットで見てみると、
下のようになっています。

レイヤーパレット


レイヤーパレットで上にあるレイヤーほど、
画像の構造上でも上にあるということになります。


各レイヤーには、
サムネール(小さい窓)があり、
各レイヤーの状態を確認・管理することができます。


いろんなレイヤーがありますが、
細かく見てみましょう。


■背景レイヤー

背景レイヤー

一つのファイルに一つだけある
最下部のレイヤーで、
移動および描画モード・不透明度などの変更ができない
特殊なレイヤーです。


■通常レイヤー

通常レイヤー

一番よく使うレイヤーで、
別画像をコピー&ペーストした時や、
レイヤーパレットの「新規レイヤーを作成」をクリックした時
できるレイヤーです。

上の画像では、
みかん・バナナ・りんごの部分になります。


■テキストレイヤー

テキストレイヤー

文字ツールでクリックもしくはドラッグした時
できるレイヤーです。

サムネールをダブルクリックすると、
テキストが選択状態になり、
編集することができます。

上の画像では、
FRUITの文字の部分になります。


■塗りつぶしレイヤー

塗りつぶしレイヤー

レイヤーパレットの
「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」
をクリックするとできるレイヤーです。

ベタ塗り・グラデーション・パターンで
塗りつぶすことができます。

塗りつぶしレイヤーには、
サムネールが2つあります。

<左のサムネール>
塗りつぶしカラーの管理をしています。
ダブルクリックすると、
塗りつぶしカラーを編集することがきます。

<右のサムネール>

マスク状態の管理をしています。
★画像合成:レイヤーマスク

このサムネール上を
ブラシツール等でグレースケール(黒~白)で編集すると、
塗りつぶし範囲をコントロールすることができます。

上の画像では、
背景の茶色のグラデーションの部分になります。


■シェイプレイヤー

シェイプレイヤー

シェイプツールやペンツールで
シェイプを作成した時にできるレイヤーです。

シェイプレイヤーには、
サムネールが2つあります。

<左のサムネール>
シェイプのカラーの管理をしています。
ダブルクリックすると、
シェイプのカラーを編集することがきます。

<右のサムネール>
マスクの管理をしています。
シェイプレイヤーはベクトルマスクを使ったレイヤーです。
上の画像では、
音符がマスク用のパスになります。


■調整レイヤー

調整レイヤー

「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」
をクリックするとできるレイヤーです。

画像のカラーや色調の調整を行います。
調整レイヤーより下にある全てのレイヤーに
調整が適用されます。

調整レイヤーには、
サムネールが2つあります。

<左のサムネール>
調整設定の管理をしています。
ダブルクリックすると、
カラーや色調の編集をすることがきます。

<右のサムネール>
マスクの管理をしています。
このサムネール上を
ブラシツール等でグレースケール(黒~白)で編集すると
調整範囲をコントロールすることができます。

上の画像では、
りんご・バナナ・みかんの通常レイヤーと
グラデーションの塗りつぶしレイヤーと
背景レイヤーに
この調整レイヤーの調整が
適用されたことになります。


このように、レイヤーには
たくさん種類がありますが、
それぞれの役割をきちんと理解しておくと
画像合成が効率よく行えます。


画像合成が奥が深く、
終わりのない無限の世界のような気がします。
スキルをあげるには、
自分でいろいろと研究を重ねるのが一番だと思います(^^)