カーニング・トラッキング使った文字詰め(スペーシング) | まきのゆみの Adobeデザインソフト マスター教室

カーニング・トラッキング使った文字詰め(スペーシング)

みなさんこんばんは。
アドビ認定インストラクター★まきのゆみです^^


11月に入って早5日目。
本当に月日が経つのは早いものです。
もうすぐ紅葉の季節ですが、
それが過ぎれば年末で忙しくなるでしょう。
1日1日大切に過ごしたいものですね(^0^)


さて、本日の授業(DTP1)
<学習目標>
★制作実習―雑誌表紙(車の情報誌)



本日、提出日のため
受講生のみなさんは試行錯誤しながら
制作に取り組んでいました。
今回の制作課題では、
これまで学習したことを
いろいろと意識しながら制作していたようです。


中でも、私から見て気になったことは、
文字まわりの処理です。


文字、といっても、気にすべきことはさまざま。。。
いっぱいありますが、
こればっかりは、実践あるのみです。
デザインをする上で難しいことの一つですね。


その中で今回は、
カーニング・トラッキング使った文字詰め(スペーシング)について
まとめておきたいと思います。


えんぴつ カーニング・トラッキング使った文字詰め(スペーシング)


和文の文字というのは、
仮想ボディという正方形の中にデザインされています。
文字列はこの仮想ボディが並んでいるイメージです。


仮想ボディの中で
実際に文字が占める部分を
実ボディ(字面)といいます。
つまり、仮想ボディと実ボディの間には
スキマがあるということになります。

アドビ認定インストラクター★マキノユミの活動日記-仮想ボディ


仮想ボディを隙間なく並べた状態を
ベタ組みといいますが、
このように、
仮想ボディと実ボディの間には
スキマがあるため、
ベタ組みで組んでも
隣り合う文字がぶつかることはありません。


ちなみに、
仮想ボディに対する実ボディの割合は、
■漢字…90~95%
■仮名…80~90%
■かっこ類や句読点…50%

程度になります。
ただし、フォントによってまちまちですので、
あくまで目安ということです。


ですから、
ベタ組みにすると、
実ボディが小さめな仮名のまわりには
不自然なアキが生じやすい
ということになります。


特に、今回の課題の雑誌表紙のような
フォントサイズが大きいものは
この現象が特に目立ちます。
このような所は、
文字間をツメることで
美しく仕上がります。


手間のかかるところですが、
文字パネルのカーニングを使って
アキが気になる文字間をツメてあげましょう!
(インデザイン・イラストレーター・フォトショップ全てにあります)

イラストレーター・フォトショップ・インデザイン マスター教室 アドビ認定インストラクター★まきのゆみが指導!-カーニング


カーニングとは、
特定の文字と文字の間隔の調整のことです。
文字と文字の間にカーソルを入れ、
ツメる時は、負の値を入れます。
逆に、アケる時は、正の値を入れます。

イラストレーター・フォトショップ・インデザイン マスター教室 アドビ認定インストラクター★まきのゆみが指導!-カーニング2


同じく文字詰めの機能でトラッキングもあります。
こちらは、一連の文字列の間隔の調整のことです。

イラストレーター・フォトショップ・インデザイン マスター教室 アドビ認定インストラクター★まきのゆみが指導!-トラッキング


ツメ・アケの考え方は、カーニングと同様です。
こちらは一連の文字列を文字ツールで選択し、
ツメる時は、負の値を入れます。
逆に、アケる時は、正の値を入れます。
選択した文字と右隣の文字の間が調整されます。

イラストレーター・フォトショップ・インデザイン マスター教室 アドビ認定インストラクター★まきのゆみが指導!-トラッキング2


ベタ組みとは、カーニングもトラッキングも0の状態です。
字間の調整をしていないということですね。
基本的に、和文はベタ組みでOKですが、
先に述べた理由から、
フォントサイズが大きいタイトルや見出しなどでは
文字間のアキが目立ちやすいので、
ツメの処理をして調整しましょう^^