太陽光発電システムの導入についての検討③(発電量について)
今回はシステム1kwあたり一体どれくらい発電するのか調べてみた。
以外にも目安はあっさりとわかってしまった。
NEDOという独立行政法人が公開しているデータ(計算)によると
【太陽光発電システムの発電量算出例】
太陽電池アレイ出力1kW当たりの年間発電量 = 約1,000 kWh/年
地域によって当然差は出てくるだろうけど、とりあえず目安としては覚えやすい数値だ。
北海道ならこれより下がるだろうし、沖縄だとこれより上がる。
これに電力料金の単価をかければ、およその年間売電価格がわかるだろう。
ちなみに僕の住んでいる沖縄の場合の発電量がシャープのホームページにあったので掲載する。
那覇の月間予測発電量
これによると、4.16kwのシステムを設置した場合、年間4,477kwh(1kw当たり1,075kwh/年)発電することになる。
これに電力会社の買い取り価格をかけると
1kwシステムあたり:1075kwh/年×30.74円=33,045円/年
(沖縄電力:Eeライフプランの場合)
ということは、3kwのシステムを設置すれば単純計算で年間9.9万円程度の発電が見込める計算になるということだ。
参考に我が家の2008年の年間電気料金を合計してみたところ約90,000円であった。
ガス料金が22,000円、灯油料金が8,000円だったから、合計しても120,000円!!
特に意識していなかったですが、5人家族としては意外と節約型だったりする。
そういうことは置いておいて、上記の合計120,000円と予想発電料金99,000円の差額は21,000円
3kwシステムを導入すれば1年間の光熱費がわずか21,000円、4kwにすればおつりがくるわけだ。
もちろん、設置工事費のローン支払いがあるからそんな簡単にはいきませんが。
しかし我が家はもともと太陽熱温水器が設置されているため夏の期間は天気が悪くない限りお湯を沸かす必要が全くないし、暑い夏は水風呂というのは日常茶飯事。だからこそこの灯油料金で済んでいる。
はたして、エコキュートにすることによって、本当に得になるのかは不安。むしろこの部分だけをとれば損をするのは間違いない。だって機器だけで30~40万円位するみたいなのだから。
実に悩みどころです。
年間10,000程度で済んでいる湯沸かし料金をエコキュートにするといくらになるんだろう
太陽熱温水器との共存はできるのか?またそのメリット、デメリットは?
また課題が増えた。