mixture!

mixture!

http://ameblo.jp/mixture/

Amebaでブログを始めよう!

あなたと繋がりたい。


あなたと痛みを共有したい。


再び繋がれたら嬉しいけど、

それを望んでいるのか、わからない。


あなたのことはとても深く刻まれていて、

忘れようにも忘れられない。


そしてもうすぐ色んな時間が流れ、

新しい思いは沸かずにおちていく。


崩れ去ったら何もない。


だが、積み上げる何かも、ない。



六角形の箱の中で、私は真新しい四角に囲まれて日々を過ごしているよ。



前の行く先とは違う、薄暗い場所にいる。


同じ自転車に乗り、違う道を走る日々で、

同じように同じ場所で溜め息をつき、

同じ場所で、咳をする。



簡単で居て、難解だ。



世の中の全てがそれで出来ているのなら、

私は、もっと知らない何かを見つけたい。



あなたが魔法の言葉をくれないので、

私の体は半分あの場所へ。


今でも引き裂かれた痛みと共に過去の自分が目を覚ます。


呼んでいるの?



うたっているの?




叫びたいなら、思いっきり叫べばいいよ。





今は、何も知らない、真四角で出会った人にもらった、

優しい音楽を聴いて、今に留まろうとしている。



あなたが繋がろうとすれば、いつだって繋がれることを、

忘れないで。forget me not. take me in.


あなたの目に私が映っているのを、この目で見たかった。



おやすみなさい。


「Your heart as same as my heart」 


あなたは過去にいたかもしれない

アナタは未来にいるかもしれない

貴方は今ここにいるかもしれない


でも 貴方は今ここにはいない


過去からも消えた


未来にもいないだろう


いったい、どこをさがせばいい?


あなたのことを見つけたい


ある日突然 泡のように消えたアナタを追いかけても

手で触れた瞬間に形をなくしてしまう


自分の手のひらの温もりが一人分でもまだ残っているのなら


アナタの気持ちは私の気持ちと同じ


これからも見えないあなたを想い続けるだろう


※この歌を、ある人に捧げます。



最近、家での自炊はもっぱらパスタを作ります。

最初こそバリエーションがなくて、

毎日タラコパスタ(今思うとありえない)とかでしたが、

最近ではかなりバリエーション豊かな感じになりつつあります。


そのナカでもオススメな三つを紹介。


>1

ホンダシパスタ


水菜と、チキンを油で炒める。

茹でたパスタとそれを混ぜあわせ、

ほんだしの粉をそのまま振り掛けて(水で溶かなくてOK)

全体的に混ぜて出来上がり。

激ウマー。


>2

ごま風味パスタ


お好きな野菜を炒める。

ごま油で味付け!

パスタと絡める。

ごまのにおいが食欲をそそります。


>3

お手軽スープパスタ


市販のスープの粉をお湯で溶いて

(完璧にスープにしないでちょっとダマになるぐらいがベスト?)

それに茹でたパスタを入れて出来上がり。

一人前作るには2~3袋使いましょう。



どれもオススメですが、

ほんだしパスタが一押しです。

和風パスタがお好きな方ならぜひ。

きのことか合いそうです。


パスタ好きな皆さん、アイデアありましたら、

コメントプリーズ!

連載二回目です。

今回は、聴くとテンションがあがる曲を、テーマに特集したいと思います。
春ですし、春らしさも重視してみたので、
新生活始めるアナタ、スタートの気持ちと共に聴かれてみては?


★スタートのワクワク感を味わいたいなら・・・★
snospray「Wind&Sun」 (sg:Yum Yum収録)


カワイイ。そしてマシュマロみたいな曲です。
甘くてはじけてて。ダウトパンク調の繰り返しのメロが気持ちよいです。
踊るというより軽やかにスキップしたくなるナンバーです。

★とにかくパワーを貰いたいとき・・・★
音速ライン「our song」(al:風景描写録)

イントロのリフからガッチリ心を鷲掴み。
そのまま遠くへ放り投げられるような感覚。
疾走感溢れるサウンドから一瞬たりとも耳を離せません。

★頑張りすぎて疲れたら・・・★
ChesterCopperpot「寝不足」(al:スクラップ収録)

一言で言うならば男性版クラムボン。
心地良いピアノの音色と歌声がよいです。
スタートしたばかりの人にホット一息安らぎタイムを提供します。


★新しい刺激に痺れたいなら・・・★
YOURCODENAMEIS:MILO「I AM CONNECTING FLIGHT」
(al:IGNOTO収録)

とにかくカッコよすぎ!!今回の一押しナンバーです!!
変なヴォーカル、変な音、変な世界観、変なバンドサウンド・・・。
もう全てが変なんだけどとにかくカッコよすぎてハイレベル!!
今までこんな音楽出会ったことないよー、ってぐらい衝撃的な、
脳天直撃ナンバーです!!

★誰も知らない場所に行きたいアナタへ・・・★
FLUID「Place Unknown」
(al:SCIENCE FICTION OF NONE収録)

タイトルどおり、誰も知らない場所に連れていってくれる、
変拍子アヴァンギャルドナンバー。
女の子ヴォーカルのハイテンションっぷりに、
聴いているこちらのメーターも振り切れること間違いなしっっ。

★ニューライフといえば・・・★
日暮愛葉「NEW LIFE
」(sg:NEW LIFE収録)

ニューライフといえば・・・この歌は外せません!
女性から見てもとっても魅力的なアイハさんの素敵な歌声に
酔いしれるロックナンバー。
クールな新生活を送りたいアナタにピッタリな曲です。

★新感覚を全身で体感したいなら・・・★
OUT HUD「IT'S FOR YOU」
(al:LET US NEVER SPEAK OF IT AGAIN収録)

ニューライフに意気込んで臨んだものの、
なんか違うナァ~と思って理想と現実のギャップにため息をつく日々。。
そんなアナタはOUT HODのこのナンバーでトリップしちゃいましょ!
現実逃避に持って来いの不思議チューン。
 

★ワクワクしたいときに・・・★
CLUE TO KALO「SECONDS WHEN IT'S MINUTES」
(al:ONEWAY,IT'S EVERYWAY収録)


ドリーミーな歌声と世界観はニューライフに胸ときめかせているアナタにピッタリ。
心が揺れ動く時期だからこそ、夢見るワクワク感は持ち続けていたい。
眠るときにこれを聴けば翌日の原動力になるはずです。

★軽やかに散歩しながら・・・★
Music From The Mars「texture」(al:summery収録)

変拍子のリズムにゆったりと身を任せながら、
美しいピアノやギターの音色と共に、
軽やかにヴォーカルが舞う。
そんな魔法のようなサウンドに身を委ねれば、
あなたの足取りは今よりもっと軽くなるはず。

★春の美しい景色を見ながら・・・★
Currituck Co「I WENT OUTSIDE TODAY」
(al:SLEEPWALKS IN THE GARDEN OF THE DEAD ROOM収録)

とにかく美しい男性ヴォーカルにときめくこと間違いなしのナンバー。
春のキレイに咲いた桜を眺めながら聴くのにピッタリだと思います。
ギターの弾き語りというシンプルなスタイルながら、
その声の存在感と癒される心地良い雰囲気に、
ほっこりと幸せな気持ちになれるナンバーです。


以上、10曲です!!

あなたのニューライフを頼もしいものにしてくれるはずです。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。


本日より連載を始めます。

初日の今回は、「日常の傍らにある音。~恋愛編~」としてお届けします。
あなたがいつも恋愛しているとき、
その感情にピッタリと合った音楽がすぐ近くにあれば、
きっともっとその感情に浸れるはずです。

そんなドキドキを増強させる、胸キュンかつ、ハイセンスなナンバーを、
惜しげもなくご紹介していきます。

★片想いしているときに聴きたい曲★
meg「ROCKSTAR」 (sg:ROCKSTAR収録)

かわいくて、キュートで、胸キュン。
モデルもファッションデザイナーも歌手もこなす、
魅力満載なmegの歌声はくすぐったくてラブリー。
こんな女の子になりたい。全ての女性の憧れの的。
そして、恋する乙女のハートに火をつけてくれるナンバー。

★デートの前に聴きたい曲★
capsule「tokyo smiling」(al:NEXUS-2060収録)

ピコピコファンシー!な電子音に、
お人形さんのようなキュートなルックスのヴォーカルが乗れば
ここはもう魔法の国の世界?!
デートの前に鏡の前でこの曲を聴きながら着替えれば、
きっと素敵な恰好で彼に会えるはず!!

★人恋しい時に聴きたい曲★
音速ライン「スローライフ」(al:風景描写収録)

特別何てことないけど、日常の隙間で、
ふと「あの人に会いたいなぁ」なんて思ったり、
会いたい人いなくても、人恋しい気分になったりする。
そのときに、この曲はとっても効きます。
どこまでも澄み切ったハイトーンヴォーカルに、
すがすがしいギターロックサウンドが絡み合い疾走していきます。

★喧嘩したときに聴きたい曲★
BURGERNUDS「Analyze」(al:BEST収録)

大好きなあの人と大喧嘩してしまった・・。
そんなときはこの曲を。
決して癒してはくれません、でもとっても共感してくれるはずです。
喧嘩した後のやり場のない気持ち、憤り、そういうのをひっくるめて、
この曲はまぶしくダイアモンドのように乱反射しています。
破壊衝動=喧嘩と置き換えるなら、まさにこの曲はピッタリなナンバーです。
これ聴いてすっきりしたら、パートナーに笑顔で謝ってね。

★今日はおでかけ!というときに聴きたい曲★
i-dep「Rainbow」(al:Smile Exchange収録)

愛しい彼とおでかけ!そんなときに、ウキウキ気分で、
この曲を聴きながら電車に乗って待ち合わせ場所へ。
はじけるポップなサウンドに胸躍らせるはず。
晴れの日の澄み切った天気を彷彿とさせる、
七色レインボーサウンド!


★結婚したら聴きたい曲★
Luminous Orange「Another Sick New World」(al:sugarcoated収録)

この曲を初めて耳にしたとき、
なんて結婚式っぽいんだろう!と思ってしまいました。
イントロから、真っ白な教会で永遠の愛を誓い合う二人の姿が
目に浮かびます。
自分の結婚式の入場曲にしてほしい!!
甘い甘い砂糖菓子のようなメロディーとヴォーカル。
素敵すぎます。

★嫉妬してるときに聴きたい曲★
Velt punch「Killer Smile」

加速する轟音サウンドを嫉妬心とするならば、
この曲は、そんな女の子の煮えたぎる嫉妬心と情熱が
たっぷり詰まったナンバー。(といっても過言ではないはず!)
キラースマイル=あなたのとびきりの笑顔、
に向かって突っ走るアナタは世界一素敵!!
ライバルなんて蹴落として加速しちゃおう。

★とにかく切なくてしょうがない夜に聴きたい曲★
チャットモンチー「ハナノユメ」

若々しさみなぎるガールズスリーピースバンドのこの曲は、
とにかく10代のみずみずしい恋愛のトキメキ感や、
せつなさや、初恋の甘酸っぱさを彷彿とさせる、
まさに女の子のための女の子による女の子に向けての一曲!
バラのトゲが刺さってチクチク胸が痛む夜は、
この曲聴いて、あったまろうよ。



★四六時中あの人のことばかり考えて頭がパンク!な時に聴きたい曲★
pre-school「ONCE BITTEN,TWICE SHY」(al:peace pact収録)

あの人のことばかり考えて、頭がおかしくなりそーう!!
というときにはコレ。
とびきりへんてこでおかしな五人組が鳴らす、
最強のロックが出迎えてくれます。
シャイなキミにオススメ!勇気を持って彼女に告白しよう!



★彼と別れたときに聴きたい曲★
オトナモード「新宿」 (al:小さな旅収録)

とにかく泣けます。さよならが言えないのは、さよならじゃないから。
うん、その台詞が全てで、全てがその言葉に置き換えられると思います。
きらめくギターのサウンドと、浮遊感のあるダブな雰囲気が素敵なバンド。
要チェックです。ちなみにベースはリアル友達です。うふふ。


以上、10曲です!!

恋するアナタの味方になるであろう頼もしい楽曲たち。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

みなさんは小さい頃駄菓子をよく買ってましたか?

僕は学校の近くに駄菓子屋さんがあったので学校が終わると
家に帰りお金をもって自転車でほぼ毎日のように通っていた経験があります。
最近の子供は僕らと同じように駄菓子とか食べてますかね??
中には少子化でお店が無くなってしまうこともありますから
前に比べて駄菓子は子供の心を掴めていないのかなとも感じます。

さて、そんなお店が無くなっている今、
コンビニでも気軽に駄菓子が買えるようになってきました。

以前より種類を増やし、セブンイレブンでは菓子メーカーの協力を得て
まちのお菓子やさんシリーズを販売しています。



最近は駄菓子ってあまり口にしないんですけど

昨日たまたまバイトでレジをしていたら目に止まってしまいました。



小学生がなにやらたくさんのお菓子を買っています。



....あ。



ガブリチュウだ!



ガブリチュウをご存知の方もいると思いますが簡単に説明させて戴きます。

ガブリチュウとは明治が出しているチューイングキャンディで
ヨーグルト、レモン、グレープ、コーラなどさまざまな種類があります。



小学生が買っていたのはラムネ味。



今日発売したのは青りんご味。



ラムネ味はラムネの臭いが広がりますのでまわりに注意を払ってお召し上がりください。

青りんご味は甘酸っぱいりんごの味が口の中に広がり、
こんなに酸っぱかった?りんごと思ってしまう味となっています。



是非是非おためしください

1本32円です



ハイチュウのパクリなんかじゃございません

名前もチューイングキャンディというジャンルもそっくりではございますが

気にせずコンビニで大量買いしてみてはどうでしょうか??
rei harakamiのred curbというアルバムに入っている、
remainという曲が好きで、
でも好き過ぎて泣きたくなるので、
たまにしか聴けない。

さっきまで、とっても素敵な気分で、
でもほんの少しショックで、
パソコンの前でヘッドフォンをしたら、
remainがたまたま流れてきた。

rei harakamiの音楽はとても優しくて
暖かくて でも少し切なくて とっても儚くて

あの子みたいだなぁと思った

何年か後に ふと 私のことや
昨日や今日起こったことを
思い出してくれたらいいなぁ

と思った

切なすぎて 刹那すぎて
激しくて 胸が張り裂けそう



re・main /rmn/

1a 残る,残存する,存続する,生き残る.→
b +of+(代)名〔…について〕取り残されている.→
c +to be doneなお〈…〉すべきである.→
d +for+(代)名+to doなお〔…が〕〈…〉するべきである.→
2a 後に残る.→
b +to do〈…するために〉後に残る,後に残って〈…する〉.→
c +副(句・節)とどまる,滞在する 《★【比較】 この意味では stay のほうが一般的》.→
3a +補〈…の〉ままである,相変わらず〈…〉である.→
b +doing〈…し〉続ける.→
c +過分〈…の〉ままである.→
[複数形で]
1a 残り,残り物 〔of〕.→
b 残骸; 遺物,遺跡 〔of〕.→
c (古生物などの)化石.→
2 遺体.
3 (作家の)遺稿.
ラテン語「後に残る」の意





私だけ、取り残された。




明日、時間の波に救われて

また日常という生ぬるく暖かい世界へ戻るだろう



昨日や今日とは違う空気を吸って
「otomore」

最近電車でウォークマンを聴いている方、大変多いですよね。
あ、今はウォークマンとは言わないか。
ポータブルデジタルオーディオプレイヤー?ですかね。
たくさんの曲をプレーヤーに取り込み、毎日違う音楽が聴ける。
データを気軽に持ち運べる。
なんなら手持ちのCDなどを全て取り込める。
という便利さで、老若男女様々な人が利用していますよね。

しかし、便利さとは裏腹に非常にデインジャーな要素も隠されていました・・・

電車のシートに座っていて本を読んでいると、
イヤホンをつけて音楽を聴いている人が横に座ってきました。
なにやらその方が聴いている音楽が聞こえてきます。
とゆーかもう直に聞こえているぐらいのノリです。
(聴いてみる)

・ ・ ・

・ ・ ・

・ ・ ・

(EXILEかよ!)


すいません。
別にEXILEが悪いとかじゃないんです。
でも、そんな大音量で聴くような音楽じゃないでしょーが!
しかも1曲リピートて。。。

ぜんっっっっぜん、読書に集中できんやないか。


・・・もう分かりましたね。

そう!ズバリ、

「音漏れ」

です!


え?
そんなん昔からやって??

そーです。

そー な、ん、で、す、が、

最近のウォークマン(以後これで統一。面倒くさいので勘弁してください)利用者
のマナーは、ひ、じょーーーに悪い。

音漏れ、つまりイヤホンやヘッドホンからなんらかの理由で外部にまで音が聞こ
えてしまっている状態ですが、この状態に陥っている方が、
昔に比べ遥かに増えたと思うのです。

「注意すればエエやん。」

ハイ。そーです。
そーなんですが、周りのみなさんは全く気にしてない様子。
私だけ?てな感じでして、
迷いに迷っているあいだにその方が下車したものだったので。

ま~私がヘタレや、ってゆーことが分かったところで何が言いたいかとゆーと、

そう、ココでやっと本題の本題。
ズバリのズバリ、

音漏れしても迷惑にならない音楽とは!?

ってのをちょっと考えてみました。


しかーし、
え~せっかくですが、字数の関係上ココからは、

第二回 「音漏れMUSICを考える」

で詳しく述べたいと思います。
ではまた。
リレー小説も無事終了しましたので、
3月より、通常更新になります。

引き続き、
音楽、食、アートの三分野でコラム書けるライターを
募集しておりますので、興味のある方は、
mixture_info@yahoo.co.jp(アドレスかわりました)
まで、メールでお問い合わせ、ご応募下さい。

なお、現在手元に原稿がある方から、
優先的に更新していきますので、
3月にならなくても、原稿ある方は、
メールでどんどん送っていただいて結構です。

以上、宜しくお願い致します。
最終回 text byゆーき

起こした身体になおも覆いかぶさっているタオルケットを剥ごうとした自分の手に、ジョニーはまず違和感を覚えた。そこにあったはずのものがないのだ。赤ん坊のそれにも似た、小さなソーセージを連ねたような指の肉が。
何かの拍子で体内の神経伝達物質が増幅してしまったかのように、
1本の腕と5本の指が機敏に動く。
自分のものとは思えないその手を動かして、
ジョニーは恐る恐るタオルケットをめくった。

「・・・!」
彼女の言葉から薄々は気づいてはいたものの、
実際にそれを目の当たりにすると、それは喜びというよりは驚きだった。
そこには、誰もが当たり前のように有している、
決して鍛え上げられたとは言えないものの
程よく引き締まった肉体があったのだ。
「コ、コレハイッタイ…?」
裏返りそうになる声をかろうじで平常に保ちながらも、
彼は大いに混乱した。
そして、反射的に時計を探した。

2/23 14:43。

ベッドの隣の棚上にある無表情なデジタル時計は、
義務的にそう語っている。
「2月23日」という期待以上の成果は得られたものの、
それによって決定付けられた「日付が変わっていない」という事実は、
彼を余計に悩ませた。
海に飛び込んでから3時間と経っていない間に、
あれだけの贅肉がどこかに取り去られてしまうなんて、
物理的に有り得ない。
混乱が徐々に不安に変わっていくのをはっきりと自覚しながら、
ジョニーは彼女の方を見た。
白衣に似合った美しい顔にほんのちょっとの微笑を浮かべながら、
彼女は言った。
「どうです?お気に召されましたか?」
「オキニメスモナニモ、コンナコトガ…」
と開きかけたジョニーの口を、彼女の柔らかい手がそっと覆った。
細かなことは気にしなくてもいいのよ、
とでも言いたそうに、彼女は微笑を少しだけ強くして続けた。
「安心してください。驚かれるのは良く分かりますけれど、
それは紛れも無くあなたの身体なのですよ。」
「ホ、ホントナノカ…?」
ジョニーは改めて、随分ほっそりとした身体を舐め回すように見ると、
文字通りつま先から頭のてっぺんまで隈なく触れてみた。
確かな感覚がある。
間違いなく、他でもないジョニー自身の身体だった。

「デモ、イッタイドウヤッテ…」
「さあ、この身体をあなたに『定着』させるためにはもう一がんばりが必要ですよ。」
「ナ、ナニヲスレバイインダ?」
焦りを隠しきれないジョニーに、彼女は答える。
「あと1カ月です。何をすべきかは、すぐに分かりますから。」
「コレガ…」
「そう、これが…」
彼女は今までで一番にこやかな笑みを浮かべて、
ジョニーをそのまっすぐな瞳で見つめた。
「これが、メリー the アボガッド料理教室。」
目を逸らすことが出来ない、不思議な瞳だった。
その薄い茶色に吸い込まれそうになるのを遮るように、ジョニーは訊いた。
「オ、オシエテクレ!コノカラダヲkeepスルニハ、
オレハイッタイドウスレバ…。」
「でしたら、ひとつだけ教えて差し上げます。」
彼女は一呼吸置いて、今度は耳元でそっと囁いた。

「にがり、だメリー。」

その瞬間、眩暈を起こしたようにジョニーの感覚は一気に遠のいた。
だが、ブラックアウトしていく意識の中でジョニーは確かに見たのだった。
彼女の透き通るように白い肌が、だんだんと緑色になってゆくのを。
「カエルッテ、カイスイノナカデイキテイラレタッケ…」


気がつくと、そこはどこでもない、ジョニーの部屋であった。
腰が痛む。
いつもの寝心地の悪いベッドの上で宙を仰ぐ。
まるで白昼夢のようなあの感覚が脳裏によぎる。
ぼんやりと窓の外を見ると、
すっかりと闇に支配された空にはぽっかりと丸い月が浮かんでいた。
急激に回復する意識の中で、彼は自分でも驚くほどに落ち着いていた。
理由は簡単だ。
今までの出来事が夢でも幻でもなかったことは、
何ともすっきりとした自分の身体が何よりも示していたのだから。
いつの間にか、いつもパジャマ代わりにしているグレーのスウェットと
紺のジャージを着ていたが、それはどちらもあまりにブカブカで、
大きな布の塊に包まれているようだった。
しかし、不釣合いな衣服を着替える気力も体力も彼には微塵も無かった。
恐ろしいほどの疲労感に襲われて、ジョニーは再び深い眠りへと堕ちていった。

翌朝。
今までに無かったような清々しい朝。
朝日がこんなにまぶしく感じられるのは久しぶりだ。
季節が変わるのにはまだまだ早いが、まるで春のような暖かさの中にジョニーは
しばらく佇んでいた。
そして徐に歩き始めた。
寝室の扉を開けたすぐそこに、
あて先はもちろん文字の一つも書かれていない段ボール箱が置かれている。
「イッカゲツ、カ…。」
ジョニーは自分で確かめるようにそう呟くと、
着替えもせずに段ボール箱を開けだした。
不思議と、これから自分が何をすべきで、
この宛名も無い届け物が何なのかも分かっている。
その箱の中身を、まるで貴重な宝物でも扱うかのように冷蔵庫入れ、
ジョニーは朝食を作り始めた。









なぜ自分がああも急激に太ったのか、
その大きな原因の一つはジョニー自身にもうっすらと分かっていた。
それはダニエラだ。
この街に越してきて、
いつの間にか心を奪われてしまったダニエラとの唯一の接点は、
偶然にも幼少からのジョニーの大好物であるダンゴ。
ジョニーは、彼女の働く店でダンゴを買ったときに
ダニエラが見せる笑顔が最高に好きだった。
この笑顔さえ見れれば、
どんな苦しみや悲しみからも救われる気がした。
それだけで、
彼の周囲を取り囲むくらいの小さな世界ならば変わる気さえした。
太るのも無理は無い。
だって、凄まじいまでの恋に落ちたその日から、
彼の食事はダンゴ一色だったのだから。

一ヶ月はあっという間に過ぎた。

ダニエラが働く店まで、あと5分。
彼女は自分のことを忘れてしまっただろうか?
しかしながらそれは、
地獄のような一ヶ月を乗り越えた彼にとって決して不安なことではなかった。
何よりも、
今でも頭の中に鮮明に描くことの出来るダニエラの笑顔が待ち遠しい。
だけど今日は、ダンゴを買いに行くのではない。
彼女に会いに行くのだ。
彼女に会って、自分の心に永く深く隠し続けてきた想いを告げるのだ。
そうすれば、ダンゴなんて買わなくてもいい。
もう太ることも無い。
いつでもどこに居ても、自分にとって最も美しくて大切なものをこの目に焼き付
けることが出来るのだから。
心から笑う彼女の笑顔を。

花粉症の鼻水を啜りながら、
すっかり暖かくなった街をジョニーは再び歩き始めた。

THE END