お盆休み2日目は片貝川上流の洞杉へ
山好きの接骨院の先生に教えてもらったスポット
魚津の山奥に屋久杉みたいな巨木群があるらしい
「車ですぐ近くまで行けるから」って聞いていたけど、駐車場から徒歩で片道約1時間の道のりでした
熊出没注意の看板やらマムシ、スズメバチ注意の看板を見るたびにビビるわたし
気軽な気持ちで行ったから、ノースリーブにスカートの軽装だったので心細すぎ
そもそも人の気配が全くないし
大自然VS彼とわたし
ものすごくアウェー感
途中何度もオロロの大群に襲われ、半泣き状態でした
払っても払っても執拗に取り囲まれてヒッチコックの「鳥」みたいな恐怖
2ヶ月前にも山で蚊?ブヨ?に全身刺されて水ぶくれになって、今だにかゆみがぶり返しているので、すっかり山の虫がトラウマ
何度もくじけそうになりながらも彼に励まされ(無理矢理連れて行かれたとも言う)、やっと辿り着いたそこは
どーんと立派な洞杉
これが杉?
何本もの幹が複雑に絡み合っていて、もはやどうなっているのかよくわからない
ちっぽけな存在のわたし
大きさ、伝わりますか?
これが最大洞杉
推定樹齢500年、幹周30メートル
巨大な岩を根本に抱えこんでうねりながら育つ幹
どうしてこんな過酷な育ち方したんだろう?
洞杉の多くは、このように巨大な岩の上に覆いかぶさるように育っていて、そのひとつひとつが複雑な幹を形成しているので、まるで意志を持っているかのような圧倒的な生命感があります
ここら周辺に120本くらい確認されているらしいです
太古の森に迷い込んだような、不思議な場所でした
あまり心に余裕がなくてじっくり散策できなかったので、もし今度行くときはきちんと山の装備をして向かいたいと思いました