LINUS に頼まれてたことを
私が忘れてた。
すぐに謝ったけど
LINUSの癇癪スイッチオン。
泣きながら私を責めて、
蹴る。
私は、私が忘れてたのも悪いので、
キレないように、
キレないように
必死に感情を抑える。
キレちゃいけない。
キレちゃいけない。
次第に右耳が痛み出す。
鳴き声が反響する。
私の中で何か爆発しそうで
怖くて怖くて必死に制御する。
それでも、
LINUSの癇癪は治らない。
私はどうすべきなの?
どうすれば治るの?
私のあり方?
子供のコーチング?
なにも役にたってない。
あれだけ色んなこと勉強してるのに。
私はなにをやってるの?
考えても考えても
対応がわからない。
私はなにをしているの?
この子は私になにを求めているの?
なに?そんなにママが嫌なら
ママは死ねばいい?
そんな言葉が頭を埋め尽くす。
お前の育て方が悪いから
LINUSはわがままになった。
いつか言われたその言葉が
私を責める。
このままここにいては
LINUSに言ってはいけない事を言ってしまう。
そう思い、
家を出て冷静になろうと
車の鍵をとり、玄関へ向かう。
するとすぐに走ってきたのは
CHUCK 。
ママ!どこに行くん??
その声は不安でいっぱいだった。
私がいつもいうから。
喧嘩をしてる二人に
もう一緒に暮らさない方がいい。
私のいう事をきかなければ
ママと一緒にくらす必要ない。
いつもいつもいつも
私が脅しているから。
まだまだ小さい子に
どれだけ私は酷い言葉を言ってるのだろう。
こんな私は
やっぱり欠陥品だと思った。