一つだけ、中国人のモトカノさんの話でとても強烈な印象が残っているエピソードがあります。それを書いておきます。
記録として。
一生忘れないとは思いますが。
中国人の彼女に
中国にいるときに日本人のことは嫌いじゃなかったの?
日本に来るのは嫌ではなかったの?
と聞いたことがあるのです。
そのとき話してくれたことが今でも忘れられません・・・
実際に反日教育はあるそうです。
彼女も例に漏れず、それに洗脳され日本が嫌いでした。
それでも彼女は大学で「日本語」を選択したのです。
嫌いだけど、将来の就職に有利になるから・・・だそうで。
あくまでビジネスの為の日本語です。
そんな中、彼女には日本の企業に就職できるチャンスが来ました。
就職に有利になると思って日本語を選択していたけれど、実際に日本に行きたかったわけでもなく、中国国内で日本語を活かして働きたかったのですが、日本での就職は国内でのそれよりかなり条件が良かったのです。(たぶん彼女は成績優秀者だったと思われます)
日本行きに凄く迷った彼女はおじいちゃんに相談したのですが・・・
実はそのおじいちゃん、な、なんと・・・
戦争で親と兄弟を日本人に殺された!
という壮絶な過去があるそうで。
そんな祖父が、可愛い孫の日本行きの相談に対してこう助言をしたのです。
「たしかに親兄弟を殺されて日本という国を憎んでいるけれど
悪いのは日本の政府であって日本人ではないから。
日本人は皆親切で優しいから
心配しないで日本に行って来なさい」
凄くないですか?!
俺なら絶対、可愛い孫を親兄弟を殺したような国に行かせませんよ。
大反対します。
あり得ません。
俺はちっちゃいんで(苦笑)
この話を聞いた時には感動してしまいました。
あまりに人格的に優れたおじいちゃんです。
ただただ尊敬。
ちなみにおじいちゃんはこうも言ってたそうです。
「日本に行ったらむしろ気をつけるのは(同じ)中国人だよ。
中国人は成功してる中国人を妬むから。」
いやはや・・・
ブログ史とは関係ありませんが、どうしても書いておきたかったので。
また次回から再開します・・・