やっと全員快方に向かってる感じで。
ふぅ・・・
一安心。
気をつけてたんですよ。
娘たちから腸炎をもらわないように。
すげーマメに手も洗ってたし。
塩素系のでしっかり消毒もしてたし。
タオルは別とか、娘たちの使った食器は絶対に使わないとか。
四六時中べったりの奥さんは難しいとしても、日中は離れてる俺は伝染らずに済ませられるんじゃないか?!と思ってたのです。が・・・
しぃちゃんが本を読んで欲しいと言うので読んであげていた。
しぃちゃんは俺の隣で話を聞いていた。
ひぃひはソファーの上に立ち、俺の肩に手を置き、俺の肩越しに本を覗き込んでいた。
丁度一冊読み終わったときだった。
ひぃひが突然唸った。
「ううううぅぅぅ・・・」
な、なに?!
「オゲゲゲゲゲゲェェェェ!!!」
「うわっ ひぃひが はいた!!!」
しぃちゃんは逃げた。
俺は・・・当然に逃げることも出来ず。
一瞬の出来事だったし。
首から背中に掛けて、大量のゲロを浴びました。
人生で初だわ、人のゲロを身体に浴びたのは。
温かいのね・・・
図書館から借りた本だけ守りました。
自分の身を犠牲にしてね。
苦笑
ま、これで伝染らなかったら奇蹟でしょ。
ありえないでしょ。
うつるに決まってるでしょ!!!
その翌朝、俺は具合が悪くて起き上がることがで来ませんでした・・・