言葉というのは「自分がどんな意図で述べたか」よりも
「それを相手がどう受け取ったか」という方が大事なのである。
という話は以前にも書いたかな・・・
小学生に英語教育は必要か?
個人的には、英語よりもまずは日本語をきっちり教えることが大事だと思ってます。
「てにをは」をきちんと使えない人間が、文書を英訳出来るとは思えないのである。
まずは日本語。
でもね・・・
・・・
・・・
・・・
・あてて (開けて)
・あんぱんまん
・あっち
・ねえね
・おたーたん(お父さん・お母さん)
・だった(抱っこ)
・わんわん
一歳5ヶ月のひぃちゃんがしゃべれる言葉はまだこれだけ。
少し遅いかな。
例えば、ごく稀にですが、急に外国(しかもなんの宛もない国)に行って
そこで生活を始めてしまう人っているでしょ。
それが英語圏でもない、全く言葉の通じないような国だったりして。
そういう人の話を見聞きすると本当にすごいな・・・と思ってたけど、でも最近思うのだ。
同じ人間なら、言葉なんて話せなくてもなんとかなるんだろうな、と。
大事なのは言葉じゃなくて心、コミュニケーション方法なんだな、とね。
ひぃちゃんの「あてて」は万能だ。
最初は「押入れの中で遊びたいからふすまを開けて」という意味で「あーけーて!」と言ってたのだが
その言葉を言えば、自分の願いが通じると思ったようで
なんでもかんでも「あーけーて!」と言うようになり
そのうち言い方もだんだん雑になり、「あけて」ときちんと言うことすらなくなり
今では適当に「あてて」と言って済ましてしまうのである。
ドアを開けて欲しい時も、物を取って欲しい時も、ご飯のお替りの要求も遊んで!の意思伝達も
全部 「あてて」 なのである。
実際、それで通じるんだよね。
わかるのさ。
そういえば、しぃちゃんはそれが「はいどうぞ!」でした。
俺がカメラで動画を撮ってると、そのカメラが欲しくて
「はいどうぞ!はいどうぞ!」と言いながら追い掛け回して来る動画が何本も残ってます・・・
可愛いの。
言葉なんて話せなくても伝わるものは伝わります。
言葉の通じない国に行くのは不安だな・・・と思ってる方へ。
大丈夫です。
なんとかなります。
伝えたいと強く思えば伝わるのです。
それを1歳児が証明してます。
「あてて」・・・強く願うときは「あーてて!」です。
最初の ”あ” を伸ばすの。
ああ可愛い。
今、MAXで可愛いかもなぁ・・・
こんなこと、しぃちゃんがやきもち妬くから家では絶対に言えないけど。
汗