☆ココミちゃん
しぃちゃんより半年遅く生まれた同じマンション内に住む女の子。
週に2、3回はお互いの家を行き来する仲。
しぃちゃんの初めての親友。
しぃちゃんはここみちゃんが大好き。
しかし、ここみちゃんはもっともっとしぃちゃんのことが大大大好きなんだそうな。
どこに行ってもしぃちゃんしぃちゃん言ってるし、服とか靴とか全部しぃちゃんと同じがいい!と言うのだそうな。
しぃちゃんがファッションリーダーなんだって。
うちのしぃちゃんは、人様のお下がりが多いのですが・・・
汗
☆メイちゃん
同じマンション同じ階段の3階に住む小学一年生の女の子。
(ちなみに我が家は1階です)
メイちゃんは一人っ子。
(お母さんがご高齢に見えるので、二人目はありえないでしょう・・・)
メイちゃんはしぃちゃんのお世話をするのが大好きで
しぃちゃんが外で遊んでる声なんかが聞こえると、すっ飛んで家を出てきて一緒に遊びたがる。
しぃちゃんもメイちゃんが好きで、メイちゃんのやることなすこと全てを一生懸命真似している。
メイちゃんからすると、それがまた嬉しいらしい。
しぃちゃんにも友達が出来た。
嬉しいこと。
そういうお付き合いが出来る人が近所にいるのは本当にありがたいこと。
環境は悪くないです。
が・・・
しかし・・・
俺が休みの日、俺としぃちゃんがマンション敷地内で遊んでいて
その声が聞こえたり姿が見えたりすると、ココミちゃんやメイちゃんも出て来る。
俺としてはしぃちゃんと一緒に遊んでくれるのは嬉しいし
しぃちゃんが他の子と遊んでる姿ってなかなか見られないし
そういうのを見てると本当に可愛いな・・・とは思う。
でもね・・・
しぃちゃんは、ココミちゃんやメイちゃんも好きだけど、でもそれ以上におとーさんが大好きなのである。
ココミちゃんやメイちゃんと遊ぶのも楽しいけれど、おとーと一緒にいるときは邪魔しないで!
という感じがありありなのである。
二歳児でもそういうのって出るんだね。
汗
しかも、しぃちゃんはそういうのを我慢しちゃうから
仕方なく(?)出てくればココミちゃんやメイちゃんと遊んであげる(?)のである。
もちろんそれはそれで楽しそうにしているのだけれど
でも・・・
家に帰った後、「もっとおとーと遊びたかったー」と言って泣いたりするのである。
可愛いっしょ。
そりゃー溺愛するっしょ。
えへん。
だけど、しぃちゃんはココミちゃんやメイちゃんにとにかく好かれてしまっているので
姿を見られたら最後、「しぃちゃん!しぃちゃん!あそぼ!」と寄って来られてしまうのである。
そんなしぃちゃんを、俺とゆーちゃんは 「カリスマ性があるんだろうね」 と言っているのである。
馬鹿にも程がある親。
将来は教祖様かなぁ・・・
うれしくないし。
つまり何が言いたいかというと
そんな抜群のカリスマ性を持っている(?)しぃちゃんに、物凄く好かれている俺って・・・
結局俺が一番のカリスマなのでは?!
なんていうオチにしようと思ったりもしたけれど
俺にカリスマ性なんてものが皆無なのは自分が一番良くわかっているので、冗談でも言えません。
ウソでも恥ずかし過ぎます。
苦笑
しぃちゃんには、皆から好かれる子になって欲しいというよりは、皆から嫌われない子に育って欲しいな・・・
なんてことを思う、安定志向の父親。
そんな俺にカリスマ性なんてあるわけないし。
汗
というか、しぃちゃんにもカリスマ性なんてなくていいです。
穏やかに。
穏やかに。
平凡な大きな幸せを・・・