GW中はほぼ毎日、朝夕の2回公園に行ってしぃちゃんを遊ばせていた子煩悩な俺。
天気の悪い日も、雨がちょっと止んだら隙を狙っては公園に行ったり。
偉い俺。
頑張り過ぎの俺。
頑張り過ぎてゆーちゃんに嫌がられる俺。
苦笑
しぃちゃんもきっと、ここ一ヶ月くらいは(切迫流産の)ゆーちゃんには外に連れて行ってもらえず
外で遊べる日が少なくてストレス?も溜まってたと思うから。
そんなGW最終日の夕方の話。
・・・
・・・
・・・
GW最終日は外食をする予定だったので、5時まで公園で遊んで帰る予定だった。
もろもろ忙しくて、公園に着いたのは4時半ちょっと前だった。
時間がない・・・
しぃちゃんとブランコに乗っていた。
そこに女の子二人組がやって来た。
ブランコに乗りたそうだったので、その子達にブランコを一つ譲ってあげた。
それがきっかけになってしまった。
「ありがとうございます!」
いえいえ、どういたしまして。
「あのぉ・・・さっきまでここで男子が遊んでませんでしたか?」
ああ、5人くらいがサッカーをやってたよ。
「やっぱり!その子達、同級生なんです!」
そうなんだ。
(ま、正直どうでも良い話なのだが・・・)
「私たち、何年生だと思います?」
え?!
うーん・・・
公園に入って来たときには中学生かな?!と思ったけど。
「きゃー!うれしい!!五年生です!」
そうなんだ。
でも、男の子たちは五年生には見えなかったなぁ。
三年生くらいだと思ってたよ。
「ですよねー(笑) 男子って子供っぽいですよね!明日、そう言われてたって言ってやろうっと♪」
俺はしぃちゃんを連れてすべり台に行こうと思ったのだが
しぃちゃんがブランコがいい!と、ブランコを離さなかった。
その子達の話は続いた。
「お子さん、めっちゃ可愛いですね」
お!
ありがとう。
うん、いい子たちだ。
単純な俺。
「将来モテますよー(笑)」
いいよ、モテなくて。
父親なんてそんなもんさ。(笑)
「えー!モテたほうがいいですよー!
わたし、今まで何人にコクられたと思います?」
(やばい・・・話が終わらない・・・)
「12人です!」
まだ答えてないし。
てか、すごいね。
「すごくないです。ミキちゃん(一緒にいた子)なんて30人を超えてるんですよ~」
「私の話はいいよー」
どうでも良い話にも程がある・・・
と思いつつ、実は・・・
その子達が入ってきたときから、その30人にコクられたというミキちゃんは美人だな、と思っていたのである。
小学生でも顔で選ぶのか。
苦笑
俺はしぃちゃんを連れてすべり台に逃げた。
「おとーさん!」
彼女らは俺のことを「おとーさん」と呼んだ。
「これ、食べませんか!」
そう言って、チョコレートをしぃちゃんに渡しに来た。
追って来た。
苦笑
あ、ありがとう。
でも、まだチョコは食べさせてないんだ。
だから遠慮するわ。
「そっかぁ・・・」
残念そうにブランコのほうに戻る二人。
ふぅ・・・
「おとーさん!」
な、なに?!
「これならいいですか!」
そう言って、抹茶のクッキーを持って来た。
戻って来た。
というか、もう来なくていいし。
しぃちゃんが手を出して食べちゃった。
ありゃりゃ。
「おとーさんにもあげます!」
あ、ありがとう・・・
抹茶のクッキーを食べた。
あ゛・・・
抹茶のクッキーの間にチョコレートが入ってるやんけ!!!
五年生の知的レベルってこんなものなのだろうか。
ふぅ・・・・
「ねえねえ、おとーさんは昔、モテましたか?」
いいからあっちに行ってくれい!
言えないけど。
今時、知らないおじさんと話してはいけないとかないのか?
まあ、子連れのおっさんに危険な香りはしないんだろうけど。
というか、俺ってどれだけ話しやすそうに見えるんだよ!人間嫌いなのに!!
とか
昔も今も、男としての危なさ?みたいなものが一切ないことを小学生にも見破られるんだな!
とか
そんなことを思いつつ、小学五年生の女子二人の話に付き合っていた俺なのであった・・・
たぶん、15分くらい話しておりました。
苦笑失笑。
その間しぃちゃんはというと、ずっと きょとん として話を聞いておりました。
このおねえちゃんたち、じゃまだなぁ・・・とか思ってたのでしょうね。
父と娘の貴重な時間を返せ!!!
・・・悪いの、俺か・・・汗