おとといの話。
夜中の4時過ぎに大きな地震があった。
俺はガバっと起き上がり、別室で寝ているしぃちゃんとゆーちゃんのところへ飛んで行った。
家族を守らなければ!と、とっさに思った。
かっこいい俺。
・・・あれ?
二人が布団の上に座っていた。
二人とも元気に起きていた。
・・・あれれ?
「たまたま10分くらい前にしぃちゃんが起きちゃって・・・」
あらら、そうなんだ。
それはそれはご苦労様。
また夜起きですか。
苦笑
でも、地震は大丈夫そうだね。
良かった良かった。
しぃちゃんが動いた。
テーブルのほうに行き、テーブルの上に置いてあった人形を手に持った。
いつも俺に寝かしつけされるときに持つ人形だ。
「しぃちゃんが、おとーに抱っこされる準備を始めたわ。(笑)」
マジっすか。
汗
しぃちゃん、思いがけず俺が起きてきたから本当に嬉しそう。
まあいいか、可愛いし。
ちょっと抱っこしてあげよう。
「しぃちゃんはおとーが来ると甘えちゃうんだよねぇ・・・」
そう発言したゆーちゃんが布団に潜り込んで目を閉じた。
おい!
ちょ、ちょっと待て待て!
ブルータスよ、おまえもかっ!!!
ゆーちゃんも俺に任せようという魂胆だ。
てめー
にゃろ。
なんてことを言ってたら、しぃちゃんが俺に抱きついて「だっこしる!だっこしる!」と騒ぎ出した。
「抱っこして」と「抱っこする」が混じって 「だっこしる」
めっちゃ可愛いの。
わお。
「10分だけね♪あとで代わるから。にゃは♪」
こっちは可愛いくねーの。
なんて。
そしてゆーちゃんは寝た。
すやすや・・・
・・・はい、1時間経過しましたけどぉぉぉぉ!
しぃちゃんは、俺が来たことですっかり目を覚ましちゃって
もう遊びたい感じで、全然寝てくれなくて。
ゆーちゃんが突然目を覚ました。
時計を見た。
「うわっ ごめん!1時間も寝ちゃった!」だって。
午前5時半過ぎ。
とんだ災害。
地震は怖いですね。
『地震 カミナリ 火事 育児』
しっかり落ちた。
よし。