夜中にしぃちゃんが突然起きた。
泣くわけでもなく、ただ起きた。
ゆーちゃんの手をとり、ゆーちゃんを居間に連れて行ったことは知っている。
なんとなく。
夢の中うつらうつら・・・(汗
次に目を覚ますと、居間のほうからゆーちゃんの歌が聞こえた。
寝かしつけてるようだ。
ご苦労様・・・
と思ったら、その歌声が止んだ。
ちょうどしぃちゃんが寝付いたところだったようだ。
おめでとう・・・
ゆーちゃんの足音が近づいて来た。
俺は目を開け、ゆーちゃんが寝室に入って来たら「ご苦労様」と一言かけようと思って待っていた。
しぃちゃんを抱きかかえたゆーちゃんが見えてきた。
寝室に入ろうとした。
・・・その瞬間だった・・・
抱きかかえられてしぃちゃんの足が寝室入り口のドアにぶつかった。
<ドン!>
結構な大きさの音だった。
その音で、しぃちゃんの目が覚めてしまった。
せっかく頑張って寝かし付けたであろうに。
「あ゛・・・ (-_-)」
ゆーちゃんはそう唸り声(?)をあげると、Uターンして居間に戻って行った。
完全にムッとしていた。
しぃちゃんが起きちゃったのを確認したときのゆーちゃんは怒りの表情だった。(汗
・・・別にしぃちゃんは悪くないし、誰に対する怒りなのか・・・(笑)
その一部始終を見ていた俺は、布団の中で声を出さぬように気をつけて笑った。
もうしわけない・・・
とてもおもしろかったです・・・
( ´∀`)
外も少し明るくなり始める4時過ぎのお話でした・・・