夜にも奇妙な物語 | ここだから書けること 誰かに話したいこと

ここだから書けること 誰かに話したいこと

WEB日記ネットで知り合った歳の離れた奥さん(ゆーちゃん・おかー)と、娘たち(長女:しぃちゃん。次女:ひぃひ)との4人家族の日記です。基本、親バカです。完全にバカ親です(汗。本音だけを書いてるので、どうか奥さんに見付かりませんように…(祈

もう何年も会ってない女友達と恋仲ざた(?)になる夢を見ていた。

俺はお前に恋愛感情なんて持てねーよ!
でも、お前がそこまで言うなら、とりあえずホテルにでも行って・・・むふふふ・・・
なんていう楽しい場面(?)だった。


うぎゃー うぎゃー うぎゃー!!!


隣で寝ているしぃちゃんが夜泣きを始めた。

ご、ごめん!
おとーちゃんが浮気心なんか持ったからしぃちゃんは泣いちゃったんだよね・・・恥ずかしい。

穴があったら入りたいです、はい・・・


そんなことを思い、俺は布団の中にもぐりこんで行った。(謎



しばらくするとしぃちゃんの泣き声が止んだ。
ゆーちゃんがおっぱいをあげたようだ。

俺は布団からちょこんと顔を出し、ゆーちゃんに今何時?と聞いた。

「(午前)4時ちょっとだよ」


眠そうな顔でしぃちゃんを抱えていたゆーちゃんが答えてくれた。


俺が寝たのが10時半だから、もう5時間以上も寝たんだ。
そんなに寝た感覚はまるでないんだけどな・・・
まだまだ眠いし・・・


俺はあと2時間ちょっとの睡眠を楽しむことにした。
お先です。

すいません。


おやすみ・・・ぐぅぐぅ


・・・
・・・
・・・


尿意で目が覚めた。


あれからどれくらい寝ただろうか?
感覚的には1、2時間といったところか。
とすると、俺の起床時間までもう残りわずかだ。
ギリギリまで寝ていたいけど・・・もう我慢できん!


俺は飛び起きてトイレに行った。

寝室に戻り、頭上にある時計を見た。


・・・2時半か・・・


ん?!

え?!?!
2時半???

さっきゆーちゃんが4時と言ってたのに・・・どういうことだ?

ま、まさか・・・午後2時?!


そんなわけないし。(-_-)


カーテンの隙間から見える外は真っ暗だ。

午後2時ということは絶対になさそうだ


となると・・・もしかして・・・あれから22時間も寝続けてしまったのだろうか?!
翌日の午前2時???


そんなわけ もっとないし。(-_-)


まあ普通に考えて、さっきのはゆーちゃんの時計の見間違いでしょう。



・・・あれ?!


本当にそうだっけ?!

そもそも、さっき俺は本当にゆーちゃんと会話したのか?
あれは夢だったのか???

現実には話してないのだろうか・・・


それとも、ゆーちゃんと話したのは昨日の夜のことだっけ?!
いつの話?


ううっ・・・もうなにがなんだかわからん!!!!!


頭が混乱したのでもう一度寝ることにした。
ふぅ・・・


・・・
・・・
・・・


うぎゃー うぎゃー うぎゃー!!!


しばらくして隣でしぃちゃんが泣き始めた。


これがしぃちゃんの今夜二度目の夜泣きなのか、初めての夜泣きなのか・・・

俺にはもう完全にわからなくなっていた。


一向にしぃちゃんの泣き止む気配が無かった。
俺は目を開け、しぃちゃんを見た。

すると、ゆーちゃんがしぃちゃんを抱き上げていた。
しぃちゃんはゆーちゃんの腕の中で泣いていたのだ。


どうした?
「しぃちゃんが泣き止まないの・・・」


おなか減ってるんじゃないの?
「でも・・・さっきおっぱいはあげたばかりだから・・・」


今何時?
「5時だよ」


さっきおっぱいあげたのって何時?
「さっきふみさんも目を覚まして話したでしょ。4時だってば~。まだ1時間しか経ってないもん。」


「・・・」


俺はゆーちゃんにこの数時間の出来事を話した。
ゆーちゃんはさっき4時だと言ったけれど、その数時間後にトイレで起きたら2時半だったこと。
22時間眠り続けたのではないかと心配したこと。
もはや何が夢で何が現実かわからなくなったことを。


それらを聞いたゆーちゃんは言った。

「えっとえっと・・・でも、時計の針は絶対に4を指してたわ~( ´∀`)」


それ・・・12時20分だったんじゃねーの。(-_-)


「知らんけど。絶対4時だった!」 ←ゆーちゃんの逆ギレ ←理解不能


ゆーちゃんは少々怒り口調で(?)そんなことを言いながらも
おもむろにおっぱいを出してしぃちゃんに飲ませ始めた・・・


お、おいっ。
それっておっぱいの時間が開いちゃったと思ってるってことじゃん!!
さっき話したのは4時じゃなかったって認めてるってことじゃんかぁぁぁ!!


「ふみさんはあと2時間しか寝れないと思って寝たのに思いがけずたくさん寝れたんでしょ?
 じゃあ良かったねー。ラッキーだったね~。

 ゆーちゃんはいいことしたね~(´∀`)」


ゆーちゃんはニコニコと楽しそうな笑顔で言った。


その会話を聞いていた(?)しぃちゃんが泣き止み、キャッキャ キャッキャ と笑った。

二人で満面の笑み。


大好きな家族が皆笑顔になれたならいいか・・・


俺は眠いながらもそんな結論に達してもう一度寝ることにした。


・・・朝5時の現実の出来事・・・


とほほ・・・あせる