ブロともさんのももちゃんから有機農業についての資料を
送っていただきました。ももちゃんは去年から本格的に
最近 遺伝子組換えや農薬について記事にしているので
とても参考になります。ももちゃん自身もブログ (遺伝子組み換え
の問題)の中で詳しく説明されています。私は超初心者なので
これだけの内容をいっぺんに理解することができません。
その中で特にわからなかったのが「F1種」という種のことです。
資料の中でも紹介されていた「タネが危ない 野口勲著」を
読んでみました。それによると種はどこで買っても同じだと思って
いましたが現在流通しているものはほとんどこのF1だそうです。
昔からある在来種は「固定種」 F1は単一系統の遺伝子しか
持たず雑種の一代目だけが良い生育旺盛な野菜になるので
農家は毎年種を買うことに。それでお店にある野菜はサイズ
色形が揃っているそうです。生育も早く収穫後の日持ちも良い
そうです。固定種のタネが店頭から消えて約40年経つとか
F1の技術の変化の中で「雄性不稔」という言葉があります。
これは動物にあてはめれば男性原因の不妊症だそうです。
これを知ったら「未来に健全なタネを残す」ことに取り組んでいる
野口さんの思いが伝わってきました。著者の野口さんは漫画家
手塚治虫さんの編集者をされていたそうです。鉄腕アトムの
大人版がこの野口さんがモデル~にちょっとビックリでした
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