お彼岸なのでお墓参りに行きました。
こちら(山口)ではお墓に花しばをお供えします。
花しばはシキミとも呼ばれているようでお店では両方の名が
表記されています。こちらに来るまでその存在すら知りませんでした。
この花しばを対にしてお墓にお供えします。ところがお彼岸も中日になって
しまったからか 思い立ったのが遅くてどこのお店でも売り切れ状態
やっと5軒目で小ぶりの花しばを見つけて買い求めました。
行こうと思ってから花しば探しで時間が経ってしまい ようやくお参りしようと
敷地内に足を踏み入れるといました!今回は入った早々空高く黒地に黄の
紋様を付けた蝶が大きく頭の上で旋回して去っていきました。
あれは亡き義父が「よう来ちゃったデスね~」と私たちのことを案じて もしや
お墓参りに来ないかと思って偵察していたのかな~花しばはいつもよりも
ショボかったけれど どうにかこうにかお参りが出来ました。
お墓周辺には小さなシジミ蝶がいくつもゆらゆらと舞っていました。
古い墓石には大きなバッタがぺたりとへばりついていて掃除を始めると
どこかへ消えて行ってしまいました。
お墓参りに行くと必ず小さな生き物たちに遭遇します。その姿がお墓に
不似合いな感じがして 不思議な思いでじっと見つめてしまいます。