はじめての挫折 | ミックスナッツのブログ

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今から数えること数十年前 小学生だった私は

初めての受験(中学校)を経験した。どうしてもこの学校に行きたい!

というような熱烈な想いでもなく、ただ単に母と叔母の母校で

親友も受験するからという曖昧な気持ちだった。


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もともと勉強嫌いで成績も悪かったが、まぁ何とかなるだろう

のような軽い気持ちで受験に臨んだ気がする。

結果はもちろん不合格。当然と言えば当然だった。

受験をなめていたということがこの不合格で思い知った。


同じ小学校から十数名受験したが不合格は私と他ひとり。

最悪なことに親友とは別々の中学校に進むことになってしまった。

あの時の落胆ぶりについては言葉で言い表せないほどだった。

断崖絶壁から突き落とされた気分で一人寂しく落ち込んでいた。


特に一緒に受験した人たちと顔をあわすのが嫌で嫌で学校にも

行きたくなかった。悔しくて悲しくて涙が枯れ果てるまで

泣き続けた。ダメな自分のレッテルを自分から貼り付けて

そして どんどん内に籠もっていった。


そんな暗い暗い日々の中で母が私に言った。


“人の噂も七十五日だよ!!”


そっか 何を気にしていたかといえば人の目を気にしていたことに

気付いた。それから私は必死に75日を数え、カウントダウンしていった。


その後 公立中学校に通うようになり新しい環境に慣れるのに精一杯で

いつの間にか75日もとうに過ぎてしまったことさえ忘れていた。


何かの折りに触れ 親友と出会ったり話をしたりする中で

くよくよと気にしているのは私自身だった。


今から考えるとあの時が初めての挫折だったのかもしれない。

でもそれから後に自分に降りかかってきた様々なことを思えば

本当にかすり傷程度だった。あの時の悔しさが今の原動力に

繋がっているような気がする。

七転び八起き

転んだら起きればいいさ!と考えるようになっていった。

今日は末娘の入試日。

つい自分の時のことを思い出してしまいました。