先日、女性自身に紹介さfれました。
…といっても、スクープされたわけではありません。
ちょっと前の雑誌になりますが、女性自身の5月30日号です。
今をときめく俳優さん、高橋一生さんが表紙の号なので、
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
この号では、新茶を特集したページがあり、
幸せのお茶「まちこ」が紹介されました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、まちこは、ほのかに桜葉の香りがする
静岡市清水区で産地化がすすめられているブランド茶です。
よく、「フレーバーですか?」というご質問を受けるのですが、
まちこの桜葉の香りは、茶葉自身がもつクマリンという天然の香気成分によるものです。
ノンフレーバーで桜葉の香りがするお茶は珍しく、個性的で人気のお茶です。
この号が発売されて以降、おかげさまで多くのお問い合わせをいただき、
発送作業に追われております。
お問合せいただく方の中には、
「お茶と同じ名前の方がいらっしゃって、プレゼントをしたい」…といった方が
かなりの割合でいらっしゃいました。
この「まちこ」という名前の由来ですが、お茶の品種名を、静7132といいます。
そんなロボットみたいな名前では可哀想と、地元清水のお茶摘みさんが、
ご自身の名前をこのお茶につけてくださったのが始まりです。
このお茶を育てて商品として売り出そうとしていた頃は生産量もごくわずかでしたが、
現在では清水区内で30軒ほどの生産家さんがこのお茶の研究会を組織し、
生産量も徐々に増えてきています。
「幸せのお茶」と銘打ってありますが、発売当初、
畑の片隅でひっそりとして名前のなかったお茶が、名前をもらい
日の目を見ることができたという生産者視点の「幸せ」という意味だったらしいのですが、
多くの皆さんに飲んでいただくうちに、桜が感じられる華やかなお茶と表現してくださる方や、
受験シーズンに、受験生や、その親御さんに「サクラサク」の意味を込めて贈り物をするなど、
皆さんがお茶を楽しんでくれるシーンの中で「幸せ」を感じていただけることが多くなりました。
私たち製茶問屋も、このようなストーリとファンを持つお茶を
お取り扱いできるのは、大変幸せなことです。
そんなまちこさん、これからの季節は水出しにしてもおすすめです。
冷水で淹れても、桜葉の香りはそのまま。
むしろ水出しにすると、お茶の甘みも加わり、さらに美味しいお茶になります。
急須に茶さじ山盛り一杯のまちこと冷水、氷を入れて冷蔵庫で冷やすこと1時間。
あとはグラスに注ぐだけで、まちこの水出し茶の完成です。
是非お試しくださ~い。
幸せのお茶「まちこ」のお問い合わせは、マルヒデ岩崎製茶まで。
054-271-1010