二番茶の仕入れが始まりました。
二番茶は文字通り一番茶(新茶)の次に出てくるお茶の芽のことを指し、
例年、6月の中旬頃から摘採が始まります。
この時期の茶葉は、太陽の光を浴び光合成が活発に行われるので
茶葉の中にカテキンという成分が多く生成されます。
カテキンといえば、お茶の渋み成分で、近年の研究で抗酸化作用や
脂肪燃焼の手助けをする効果があるということが発表され、
ご存知の方も多いかと思います。
一番茶は旨みを多く含み、二番茶は様々な機能性を持つ。
一本の同じお茶の木から、採れる時期によって
味も成分も違うとは、面白い。
お茶が私たちに教えてくれることは、この先まだまだありそうです。
・・・と、言っていると、また違う産地の見本が届きました。
拝見場でお茶をすする日々が、まだまだ続きそうです・・・。