まちこ | マルヒデ岩崎製茶のブログ

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茶畑から湯のみまで、お茶にまつわるあれこれを楽しくお伝えします。




先日、イタリア・ミラノ万博で開催された静岡市の記念交流会の模様です。イタリア国旗



呈茶イベントでは、静岡のお茶がとても好評でした。










今日はそのイベントで、一番おかわりの多かったお茶 まちこ で一服~。にひひ


茶葉からも、ふわっと桜葉の香りがします。桜*




もうご存じの方も多いかと思いますが、少しご紹介を。。。



まちことは・・・


静岡市清水区のみで生産されている名物茶です。

品種名を静7132といいます。

そんな形式のような名前をかわいそうだと思った、地元清水のお茶摘みさんが
ご自身のお名前をこのお茶につけたことから、「まちこ」という名前がついた・・・
そんなストーリーを持つお茶です。


そしてまちこ最大の特徴は、ほのかに香る桜葉の香り
茶葉の中に香り成分のクマリンを含んでいるため、
お茶を淹れると、桜餅を口に含んだ時のあの香りが広がります。桜餅


清水区内では30軒の茶農家がまちこの研究会を組織し、産地化を進めています。




少し湯冷まししたお湯で淹れると、ほのかな桜葉の香りと、コクのある旨みを感じられます。


日本茶にあまり馴染のないイタリアでも好評だったまちこ。

国境を超え、お茶で人の心を動かすことが出来た事は、
まちこに関わる一人として、とてもうれしい事です。



生産量はまだまだ少ないですが、全国の方々、
いえ、世界中の皆さんに味わっていただきたいお茶です。