2011年11月の発売以来「じわじわ~っ・・・」と売れている「各駅停茶」です。
商品コンセプトは「風景を思い浮かべながら味わう日本茶」。
パッケージには、電車の車窓からみえる静岡県内の茶産地のイラストが描かれていて、
中身はご当地のお茶が入っています。
見たことのあるお馴染の風景や、まだ見たことのない静岡の風景に思いを馳せ
静岡の美味しいお茶を飲んでいただこうと商品を開発しました。
すごく数が出る商品ではないのですが、ダジャレが利いた?ネーミングのおかげもあり
鉄道ファンや、静岡のお土産にお茶をお買い求めのお客様を中心に、
ネタにもなるお土産物として、おかげさまで売上を伸ばしています。
静岡ver.は、掛川・静岡・新富士 の3種類です。
静岡は東西に長く、それに伴い駅も多く存在します。
また、駅ごとに茶産地が広がっている所もたくさんあり・・・
厳選した3産地をセレクトしました~。
それでは静岡ver.を西から順にご紹介します。
まずは『掛川』。
掛川は、深蒸しの掛川茶。
コクと旨みと鮮やかな水色が特徴。
掛川は、世界農業遺産にも登録された、「茶草場農法」が多い地区としても有名です。
こちらは『静岡』。
静岡は香り豊かな浅蒸しの本山茶。
江戸時代、駿府に隠居した徳川家康も味わっていたといわれる
昔ながらの山のお茶。
そして『新富士』。
新富士は中蒸しの富士茶。
富士山麓の標高500m以上の高地で育ったお茶は、澄んだ空気と清らかな水で育った
スッキリとした味わいのお茶です。
・・・と、リーフタイプの各駅停茶をご紹介させていただきました。
使用しているブリキの缶は、茶業界では「見本缶」といわれているもので、
荒茶の同業者間取引の際に、実際に使用されている缶です。
こんなところからも、お茶処静岡を感じていただけたら、うれしく思います。
この商品は、お茶とお茶をブレンドするのではなく、
ご当地性、観光、お茶をMIXした云わば、『ステーションブレンド』。
ちょっとした静岡のお土産にいかがでしょうか?
各駅停茶はいろいろなシリーズがあり、過去には
京急さんとコラボレーションさせていただいた「京急各駅停茶」などのコラボ商品もございます。
お時間がありましたら、下記の電車アイコンをクリックしてご覧ください。
京急各駅停茶 →
各駅停茶ハウステンボス駅ver. →
各駅停茶 もみだし茶 →