昨日、仕事を休んで観てきました。
上映時間の都合で、字幕版の方。

アリスも、白雪姫も、美女と野獣も、眠れる森の美女も、実写版を映画館で鑑賞済み。大好きなケネス・ブラナーが監督をしていることもあって、内容は期待せず、でも、さほどページ数のない物語をどう膨らませるのかを楽しみに観てきました。

以下、ネタバレに注意しつつ簡単な感想。

映画のストーリーは、まぁ、あんなもんか、て感じです。
元が元だけに、限界があるよな~、ていう。
面白かったのは、王子サイドを掘り下げたところです。
なにせ、「お城の舞踏会で踊って、靴を拾って、探して、結婚した」だけの人だったもんね、ベースの話は。
「王子様と結婚して、幸せに暮らしました」ってハッピーエンドのお話なんだけど、今まで私は、「王子様」っていう薄っぺらい存在としか受け止めたことがなかったんですよね。今回、この映画を観て、初めて、喜怒哀楽や感情を持つ、一人の人間としての王子様の姿が見えたように思えました。
主人公も「ただ健気なお嬢さん」ではなく、ちゃんと感情のある、自分というものを持った一人の女性として描かれていたと思う。
もっとも、せめてそれくらいの背景を描かないと、1時間以上かけて映像化できないだろうとは思うけど。

映像自体はきれいでした。好き嫌いがあるかもしれませんが、国全体の引きのシーンは、おとぎ話っぽい感じで、私は結構好きです。
あと、衣装がね、やっぱりきれいでしたね。シンデレラのドレスも素敵ですが、継母や姉妹の衣装もきれいで、観ていて楽しかった。
やはり、夢見る女性にはいい映画ではないでしょうか。
もちろん、私、夢見る女性なんで ^^

でも、星をつけるとしたら、3つ・・・ですかね。それも、ちょーーーー頑張って、サービスしまくりで、3。他の今までの、お姫様もの実写化シリーズの中で、たぶん、私的には最低。映画館?行かなくていいです。DVD?100円になるまで待ちましょう。そして、本当に観るものない時か、かわいい姪御さんやお孫さんが来られて、夢見るお話を観せたいと思った時に借りましょう。
あ~~~やっぱり酷評かなぁ・・・。原作は1・2を争うほど大好きなお姫様童話だったんだけど・・・(TT)

あ。
アナ雪の続編はですね、それ目当てならやめておいたほうがいいです。
本当におまけ程度の、短い内容でしたので。