2月4日、もう2週間以上前に観てきました。
バンバンテレビCMかかっていますが、マジで超お勧め!です!!

本来、舞台のミュージカルなので、当然映画もミュージカル。
普通に喋っていたのが、何の前触れもなしに突然歌い出す、というのが嫌な方は観に行くんじゃない!、と言っておきたいです。
(何が腹立つって、最初っから『ミュージカルです』と謳っているにもかかわらず、「いきなり歌い出す・踊り出す」と言われるのが、超ムカツク!ミュージカルってのは、そういうもんなんだっつーの!)

で、話は戻ります。

しょっぱなから、歌い出します。当然、上手いです。母親役のメリル・ストリープ、出てきます。歌います。どぇぇぇぇっっっ!と叫び出したくなるほど、上手いです。メリル・ストリープ、踊ります。マジ?と目を疑うほど、思いっきり踊っています。

とにかく、面白い。楽しい。笑える。そして、メリル・ストリープの歌う『THE WINNER』で思いっきり泣ける。
観れば観るほど、「舞台、観に行きたい!」と思わされました。
一番好きなシーンは、なんと言っても『ダンシング・クィーン』のシーンです。なんか、一緒に歌って踊り出したくなる、そんなシーンです。でも、どこかはここでは言いません。観た人だけ、「ああ、あのシーンね」とわかってくれたらいい(笑)。

ところで、全編にABBAのヒット曲が流れていますが、映画を観ながら、「英語って使い勝手の言い言葉だな」と思いました。
英語では一人称も二人称も男女とも同じ表現だから、同じ歌詞でも自由に使えるんですよね。「I」という単語を「僕」とするか「私」とするかは、発信する側によって決められる。動詞も、性別で形式が変わるということが、基本的にはない(専門ではないので、100%ない、とは言い切れない。特別な言い回しやなんかはあるのかも)。
実際、映画の中で一つの曲を男女が分けて歌う、という場面もありました。
日本語では、基本、一人称も二人称も性別で分かれているし、時々女の子が「俺」とか言うこともあるけれど、それには違和感が伴っていますよね。その効果をねらって使う場合もあるし。
そういう意味では、英語って自由度の高い言葉なんだな、とか思いました。(あくまで、"そういう意味で"ですよ!)

でも、本当に面白かったなぁ。もう一回、映画、観に行きたいなぁ・・・。

でも、行けないかも(T_T)。
これから観たい映画、目白押しだから。
(とりあえず、『チェンジリング』観て、『オーストラリア』観て、『ジェネラル・ルージュの凱旋』かな。ニコール・キッドマンと堺雅人が好きなんで。となると、ウィル・スミスの『7つの贈り物』は・・・無理かも・・・ロングランになってくれるといいんだけど・・・