暑いけどマッサージでもしに行くかぁ、という感覚で家を出たけど、気に入っているマッサージ師の方がお休みだったので、そっちは月曜日に延期。お誕生日割引の回数券だけ買って、ついでに映画館へ行ってきました。
商店街の小さい館でやっている『夕凪の街・桜の国』にするか、大きいシネコンの『オーシャンズ~』にするか、ちょっと迷って今日のところは『オーシャンズ~』に。
小さい館の方はレディースデーの夜の部でも十分座れるからね。

公開直後の『オーシャンズ13』ですが、思っていたより席は空いていました。左右とも空席、というわけにはいかないけど、満員御礼なんじゃないかと思えるほどのハリーに比べれば、かなり空席が・・・・・・。まぁ、あちらは公開直後・夏休み直後のレディースデー、こちらは普通の料金の日、ですので、比較対象にはなりませんが。

以下、感想をば。

とにかく、面白かった!
『オーシャンズ』のシリーズは、まだ1作も観たことがなかったんですが、こんなに面白いとは思っていませんでした。
元々、チームを組んで大きく仕掛ける話、というのは好きなので(レッドフォードとポール・ニューマンの『スティング』は大好き)、文句なしに楽しめました。
舞台、ラスベガスですよ!カジノですよ!富豪が集まってきて、バンバン大金を賭けるんですよ。仕掛けに使うお金も半端じゃなければ、使う道具も半端じゃない(笑)。大風呂敷広げながら、細かいところを詰めていくところが楽しいです。ラストのアレコレも粋に仕上げてくれていて、観終わった後、爽快な気分になります。
それに加えて、キャストがまた、これでもかというくらいいい男ぞろい!!
ジョージ・クルーニーにブラピにマット・ディモン(彼は幾つになってもカワイイですねぇ)、アンディ・ガルシアと観ているだけで目の保養。
でも、やっぱり一番「カッコイイ!」と思ったのは、アル・パチーノでした!
見てくれだけで言うなら若さが勝つかもしれませんが、アル・パチーノのあの渋さはなんとも言えません。若い頃より今の方が、断然いいと思います。ショーン・コネリーもそうですが、若い頃よりある程度年齢を重ねた方が男優はカッコイイと思うし、そう思えるような年齢の取り方を好きな俳優にはしてもらいたいと思います。

大雑把な内容は上げておきましたが、とりあえず観て楽しんで欲しいので、これ以上の感想は控えます。
上映時間の割にはサクサクと話は進んでいきますが、わかりやすく作ってあるので大体のことは誰でも理解できると思います。ま、もし誰が誰で、どっち側についているのか、途中でわからなくなっても問題はありませんので。ジョージ・クルーニーとブラピとマット・ディモン、アル・パチーノさえ押さえておけば大丈夫。その4人プラスアルファも、フツーにスクリーンを観ていれば十分覚えていられます。

一つだけネタばれ・・・・・・メキシコのプラスチック工場で賃上げ闘争が起きた件と、ホテルの調査員の不運な展開は、サイコーに面白かった!!