昨夜夢を見ました。

 

私たち夫婦は

海の見える丘の上に住む友人宅で

深い事情で遠くへ離れなければならない

友人の旅立ちの手配をしていました。

 

すべての手はずが整い

できるだけ早く出発をとなったとき

誰かが

私の父が来てくれることになっているから

到着まで待とうと言ってくれました。

友人の両親ならともかく

私の親なので気にしなくていいよと

出発を促すのに

みんな待ってくれるのでした。

予定の時間を過ぎて少しした頃

砂利を敷き詰めた急な坂道を

スーツを着て四つん這いになって

こちらへ向かってくる父の姿が現れました。

汗だくでした。

 

車が途中までしか上がれず広場に置いてきた。

腰が悪くて歩いては坂道を登れないから

こうして這って来たと。

 

そこで目が醒めました。

「私の中で父との関係のすべてが完結した」

そう強く思わせる夢でした。

 

記憶する限り

父の夢を見るのは

初めてのことだったと思います。