久々にお笑いネタです。

 

時間差でM-1グランプリを見ました。

いい大会でしたね。

私が一番笑ったのは、ジャルジャルでした。

最終決戦に残れなかったのは、ほんと残念。

あの言葉遊びのネタは単純そうに見えて

どこに、どの順番に、どの言葉を持ってくるのか

どこで立場を入れ替えるのか

練りに練られていて一種「詩」的なくらいで

流れといい演技力といいスピード感といい

美しい素晴らしいネタでした。

彼ららしさを貫いていて、気持ち良かった。

 

その次が、和牛の1本目の結婚式場のネタでした。

私の中では和牛が優勝だったけれど

とろサーモンの玄人受けするうまさに競り負けた感じかなあ・・・

 

とろサーモンは久保田くんの毒気が

女性にも受け入れられるマイルドさに

いわば、呪っていたMー1に自身を寄せて行くことができた

その点が優勝を引き寄せたと思った。

優勝が決まった瞬間の村田くんの青ざめた顔と

繰り返し「うそやろ」と読める唇の動きに

これまでの彼らの苦悩が見えて印象的でした。

 

ゆにばーすの成長にも驚きました。

一番手じゃなかったらもっと上位だっただろうなあ

 

今年はくじ引きで演順が決まり

これまで言われていた敗者復活に有利との不満も解消され

よりライブ感もアップして良かったと思う。

進行が以前のようにピリピリした緊張感を煽らず暖かかった。

やっぱり今田耕司くんの司会は大好きだな。

愛に溢れている。

 

そして、今年どうしてこんなに気持ちがいいのだろうと思ったら

敗者復活も含めて

ジェンダーや不具をネタにした漫才が少なかったからかもしれない。

綺麗なネタが多かった。

それはそれで、また意見もあるかもしれませんが・・・

 

そして、一つまた新しい時代を迎えたなと思いました。

NON STYLEやパンクブーブーみたいに

いっぱいボケを詰め込むスタイルが

少し古臭く感じるようになった。

 

 

来年がまた楽しみです。