私がかかっている歯科医院でもらったパンフレットを要約してお伝えしますね。

一口に言いますと、セルフコントロール(自律訓練法)つまり一種の自己暗示でかなり改善できるそうです。

まず、日中です。
どんな時に、歯を強く噛み締めているか、よく自分を観察します。
噛み締めていたら、軽いストレッチなどをして体の緊張をほぐします。
最初のうちは、格好悪いけど口を半開きに保つ練習をするのも良いようです。
最終的には口を閉じても、歯を軽く噛み合わせてい続けられるのを目標にするそうです。

そして、睡眠中。
枕を低くするか、バスタオルなどをくるくる巻いたものを枕にして、頭の出っ張りの下の首の付け根あたりに置くようにします。
こうすると、頭が少し下がり口が開きやすくなります。
横向きで寝る方なら、背筋が真っ直ぐになる高さに調節すると良いそうです。

お蒲団に入ったら、まず強く噛み締め、ふっと力を抜くというのを数回して呼吸も整えます。
次に、体全体も呼吸とあわせて、緊張と脱力を繰り返します。
そして、「リラックス、リラックス、噛み合わせない、歯をあわせない」とイメージしながら眠ります。

口が半開きになるので口が渇きやすいですが、次第に口を閉じていても、くいしばらないようになるそうなので、それまでの我慢ということだそうです。
それから、くいしばってるかどうか気になって、再三目が覚めますが、くいしばりは睡眠の浅い時に起こるそうなので、特に深刻な睡眠不足にはならないそうです。
そうしているうちに、くいしばった直後、くいしばってる最中、くいしばる寸前という順に目覚めるタイミングが進化していって、最後にくいしばらなくなるそうです。

CSの場合は暴露による筋肉の緊張などの影響でくいしばってしまうということもあるので100%コントロールできるかどうかは、私もわかりませんが、かなり軽減できそうだと実感中です。

セルフコントロール(自律訓練法)は本もたくさん出版されているので、体調の良い時にでも、ぜひ読んで参考になさってください。

笠井 仁
ストレスに克つ自律訓練法
このような本です。
鬱やストレスの克服にも役立ちます。


改善には、少々時間がかかりますが一緒にがんばりましょう。