置くと見し 露もありけり
はかなくて 消えにし人を
何に譬(たと)へむ
電話がかかってきました・…
「〇〇の家内でございます…
主人が、よくお名前を口にして
話題にしておりました…
それで、お電話させていただきました・…
主人が亡くなりました・…」
電話口の向こうの涙声のご婦人の声が
頭の中を駆け回り
そして、言葉を失い
受話器を持つ手の震えが止まらない
神職の資格をいただく為に
共に学んだ同期の仲間です
膝に血を滲ませ
長時間の正坐に堪えていたのに
懇親会で共に語らい
そして、一年ぶりの同窓会では
遠くから駆けつけて来てくれて
元気な姿で、
一緒に楽しく一日を過ごした
その仲間が
脳梗塞で急逝しました
同い年です
残念です
くやしいです…