とりあえず会釈 | ミックスココアのひとりごと

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気ままに思いついたことを折々に

私の勤める職場に

同僚にも後輩にも上司にも

朝の出勤時でも夕方の退社時でも

とにかく会釈どころか

挨拶の言葉を発しない

残念な人間が一人います。


ビジネスマンのマナーから見れば完全に失格です

失礼極まりない人間で

従って人望もなければ仲間もいません


お客様のところを訪問したときには

必要最低限の挨拶はできているようですので

一応仕事はできているようです。


社内での挨拶がめんどくさいのか照れくさいのか

よくわかりませんが

こんな極端な人は少ないと思います。


ところで、

廊下で例えば社内の他の部署の部長を見かけたとします。

何もなければ普通に会釈をして通り過ぎるところです。


ところが、誰かと立ち話をしておられるというような場合は

挨拶していいかどうか迷ったことはないですか。


どうしようかと迷ったときは

とりあえず会釈すべきです


たとえ相手が気付かなかったとしても

それでもいいのです。

無言で通り過ぎては

心証を悪くするかもしれません


迷ったらとりあえず会釈です


挨拶はより良い人間関係を築く基本です

きちんと挨拶できれば好感度が上がります。


ところでこの会釈ですが

いわゆるおじぎの一つです。


おじぎにはその角度によって3種類あります。

社会人としてこの角度を使い分けたいものです


浅いおじぎが会釈で角度は約15度です。

ちょっとしたお礼の時や

廊下ですれ違う時などの挨拶時のおじぎです。


会釈よりも少し深く

30度に腰を曲げるおじぎが中礼です。

最も一般的なおじぎで

お取引先が来社されたとき、

宴会が終わって上司を見送るとき、

訪問先で面談相手に挨拶するとき、

商談が終わって訪問先を辞去するとき…

使う場面はたくさんあります。


最も丁寧なおじぎが最敬礼です。

角度は45度です。

自分の靴の爪先に視線を落とすと

45度になります。

このおじぎは冠婚葬祭と

謝罪のときです。


冠婚葬祭はともかく

謝罪のための最敬礼のおじぎは

なるべくならそんな必要のないようにしたいものですね