神職の資格取得を目指す動機 | ミックスココアのひとりごと

ミックスココアのひとりごと

気ままに思いついたことを折々に

何人かの方からご質問いただきました、

神職の資格を取ろうと思った動機についてです


ミックスココアが生まれ育った村に

無人の小さな神社があります。

もちろん宮司さんなどはおられません


世帯数の少ない過疎の村で

決して人口も多くありません


村に一つしかないホントに小さな神社ですが

それでも正月には初詣に人が集まります

夏になるとその神社の境内で

盆踊り大会があります

秋には秋祭りです。

普段無人の神社ですがその時には

他の町の神社の神主さんにお願いして

来ていただきます


提灯にも明かりがともり

普段はなかなか会う機会の少ない人達まで集まってきて

結構にぎやかです。


ところがだんだん来ていただいてる神主さんも高齢となり

お越しいただきことが体力的にも難しくなってきたそうです。


普段いくら無人の神社とはいえ

村祭りのときくらいは

祭事のための神主さんがいなければ

神社のお祭りにはなりません


村の神社は心の原風景なのです。

地域のコミュニティなのかもしれません

ノスタルジックな感傷かもしれません

日本人の精神文化のシンボルなのかもしれません


難しいことはよくわかりませんが

とにかくその故郷の神社が消滅の危機にあるのです


村の人達が神社の境内に集まる、

その祭事自体が亡くなれば

神社が朽ち果てていくのは時間の問題です

故郷から神社が消え

故郷の心の原風景が消えていく・・・


とても悲しいことです


神職がいわゆる職業なのかどうかもよくわかりません

神主が宗教家なのかどうかもよくわかりません

もしかしたら

神主という名のボランティアかもしれません


過疎の村の無人の神社の宮司になっても

安定した収入なんか何もありません


けれどもこのまま

手をこまねいて故郷がすたれていく様を

黙ってみていていいのかという思いにかられました

真摯な気持ちで無人の神社を何とかしたい

ただその思いだけでした


毎回祭事の際に来ていただいてるよその神社の神主さんも

やがて来ていただけなくなります


普段無人ですのでほんとにさびれた神社です。
さびれていく村の風景の一つ

この神社を何とか守っていきたい、
それが、神職(神主)になろうと思った動機です。

職業として生活できるような収入なんか

まったく得られない神主ですが
故郷の祭りを支えたいと思い、

頑張って勉強して資格を取りたいと思いまました


ビジネスマンとしての仕事を持ちながらの

勉強ですのでなかなか大変です


入学式のあとのオリエンテーションで

通信教育の説明も聞きました
二年間にわたって

すごい数のレポートの提出数です

しかも今までの日常生活になじみが薄いので

知らないことばかりです

テキスト開いても

まず漢字が難しくて読めないです(泣)


けど、頑張ります

もう受講料払っちゃったし・・・


心温かい応援を励みに

頑張ります