母が入院して、明日で1ヶ月。
「今週が山場」と言う時期もあったが、最近は穏やかな時間を過ごしている。
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母は病院食を殆ど取れていないため、病院許可を得て、お見舞いの際に母の好きそうなものを持ち込んでいる。
最近のお気に入りは、何故か胡瓜。地元産の胡瓜は香りが良い。これに味噌を付けて食べる。
細く切った胡瓜を口元まで持って行くと、自分の歯で折り、ポリポリと音を立てて食べる。
何だか可愛い。
胡瓜を食べ終わると、次は歌舞伎揚げと瓦煎餅。塩っぱい歌舞伎揚げと甘い瓦煎餅を、誤飲が怖いので小さく割ってから、交互に口元に運ぶ。こちらとしては、なかなか大変な作業。わがまま言い放題だ。
週末には、私の作った晩ご飯の味見もしてもらう。昨日はカレー、今日はあさりの味噌汁。母からは「美味しい」とお墨付きを貰う。
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今日は看護師さんから介護を学ぶ2回目。
前回は体位の替え方。今日はおしもケア（おむつ替え）
前回の看護師さんからは「体位替えは3時間おき」と教わり、父と2人で怖気付いたが、今日の看護師さんは「最近は良いマットがあるので、1日2〜3回で大丈夫」と言われ安心する。
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今晩の夕食は、
母に味見してもらった、あさりの味噌汁
カツ煮（豚カツは、スーパーの出来合い）
人参しりしり（作り置き）
頂き物のゴーヤと豆腐のサラダ（中華ドレッシング）
しょう油味しかしない。彩りも悪い。
母の味が恋しい。