沖縄の旅は今回で3度目なみうです。

 
レンタカー移動というのもあり
結局那覇を毎回外していますが
それでも沖縄には魅力が一杯です。
 
毎回必ず足を運びますが
魅力的なのは北部。
 
海と山と森。
 
自然に溢れています。
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私は18歳まで北国の人口3〜4万程の市に住んでいましたが
幼少の頃は海と山とウィンタースポーツ
10代からはアメリカンポップカルチャーや様々な国の映画と音楽と絵を描くことで育ってきました。
 
当時は特にカルチャー面で
田舎で何かを求めてもなかなか手に入らず
情報も時間をかけてやってくるような感じでした。
 
それでも
沢山の発見があり
感動することも沢山あって
幸せな子供時代でした。
 
東京の公園のように
木に登ることを禁止されていた訳でもなかったし
その分自然から教わることが沢山ありました。
 
自然との距離の取り方や
自然と対峙することで
神や精霊の存在を肌で感じたり
自然から芸術を見出したりしていました。
 
20代に入ってからは
映画や芸術をこよなく愛していたため
東京に住むことは必要不可欠と思っていましたが
20代後半からは東京に住まなくてはという理由は
特に見当たらなくなり
東京は便利な街だけど
忙しすぎて目が回るし
ストレス過多になりがちだと感じるようになりました。
 
IT化や都市化があらゆる場所で進んだからそう感じるのだと思いますが
大事なことをもっとしっかり享受するには
都市でない方が良いのかもしれないと肌身で感じるようになったのです。
 
話はちょっと飛び...
 
旅行ではほとんどテレビは見ませんが
今回たまたま夜に放送されていた
奇跡のレッスン「アート編 違いはみんなのために」
というテレビ番組を見ていたら
眠れないムスメが起きてきて見出し心に響いたようでした。
 
内容は
イタリア人のシルバーナ・スペラーティさんと日本の小学生達が絵を通じて
考える力や感じる力を育てようというレッスン。
 
絵の描き方を教えるのではなく
自然や友達を通じて絵を描いていくというスタイル。
 
最初はぎこちない子供達も目を輝かせ
工夫をし出し心を開いていきます。
 
その番組をきっかけに
ムスメは今まで普通にやっていた絵を
以前より描くことを楽しみ
夢中になりました。
 
いつもは
早く寝なさい!
と怒ってしまったりしていたけれど
大事な創作をしていると感じ
その夜はしっかり夜更かし
 
その後も
動物や蝶の絵や
木の幹を紙に写したり
花をこすって紙に色をつけたり
自らの意志で描いていました。
 
旅行中の移動の車内でも外景に無関心でyoutubeをせがんだりしていたのが
その日を境に窓を開けて
沖縄の街や自然をじっくり見るようになりました。
 
そんなムスメを見て
東京では習い事に勤しんでいるお友達もそういう教育方針で育てられているので
否定や批判の念はありませんが
私の教育方針は明らかに違うと以前よりはっきりと実感しました。
 
またまた話はちょっと飛び...
美ら海水族館の近くの山奥にある沖縄そばのお店には
団体客をあまり好かない仙人のようなヘンテコで面白いおじぃが住んでいます。
 
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去年に続き
絶対に行きたいと主人に頼み
連れて行ってもらいました。
 
ちょっと口が悪いけれど
優しさと純真さが溢れているおじぃ。
 
去年同様
「ガキは自然の中で育つのが一番よ」
と話してくれました
 
気づくとムスメはどこかへ消えていて
おじぃとそば打ち体験!
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「沖縄に住むならどこがいいですか?」と訊くと
おじぃは
「そりゃあここ(名護市)より北だよぉ」
「親は便利さや仕事を求めて都会に行きたがるけど、ガキには自然が先生だからな」
とのこと。
 
来年からムスメは小学生ですが
沖縄の自然溢れる学校でのびのびと育てたいなという気持ちが強くなったのでした。