みんな知っていることだろうけど
価値観の影響って本当にすごい赤ばら

使う言葉も違えば
言葉の捉え方も違うし
それによって行動も変わってくるし
ライフスタイルも
お金の使い方も違う

犯罪や非人道的なことを除いて
これが正しいと信じれば
それが通ってしまう世の中
怖いような嬉しいような
元優柔不断な者としてはちょっとドギマギしてしまう時がある

好みや日々選ぶものことなどに関しても大きな差が生じる

先日起きた個人的にちょっと面白いなと思った価値観の違いについて

近所のママ友と1,2週間に1度位のペースでお茶をすることがある
彼女はお医者さんで旦那さんはしょっちゅう海外出張するビジネスマン
都心近くにマンションを買って
高級と言われているアクセサリーをさらりとつけている

子供にはおもちゃや本を沢山与え
英語スクールやスイミングスクールなどの習い事に通わせまくっている

こんな優雅な生活っていいなと去年までの私は思っていて
我が家とママ友の状況を比べては凹むことも多かった

それが
今はかなり楽に解消されていたのだった

マイカーの話になり
最近そのママ友はある車からベンツに買い替えたとのこと

彼女は「自慢話と捉えられたらちょっと悪いな...」と
気を遣いながら話してくれたんだけど(自慢してくれてもいいけどね
ベンツは確かに乗り心地が良いし
たまには乗ってみたいとは思うけれど
所有をしたいとまでは思わない私がいたのだった

それより
不便だらけだけどかわいい昔の車に魅力を感じちゃったりする
今の新しめの車は内装外装共に面白みがないものが多く
燃費がいいようで悪かったりもするものもある

昔の車は程度にもよるけれど内装外装共に今と違って時代を感じたりするし
個体差あれど全てが燃費が悪いという訳でもない
ちなみにママ友のベンツより我が家のボロ車の方が燃費がいい

完全に夫の車の趣味趣向に汚染?された末な気もしないでもないけれど
今乗っている古い車はムスメが乗るとご機嫌になる

しかもスペースが狭いとか窓が超クリアなので日差しから守るなど
不便だから色んな想像力が試されたりして
これもまた面白い

我が家の場合
車=移動ツールではなく
車=楽しく過ごす空間ということ

長々と綴っているけれど
一番に集約されることは
「おもしろい」
ということ

勿論どこかに酷いしわ寄せがあって
それがどう考えても良いとは思えない場合は論外なんだけど
「おもしろい」というのは大人にも子供にも重要なことなのではと思う林檎