MtoM  by美元-110323_1521~02.jpg

MtoM  by美元-110323_1521~01.jpg

MtoM  by美元-110323_1516~01.jpg

りさちゃんが差し入れしてくれた
『古賀音だんご』~ごま味~


一日しか日持ちしない正真正銘つきたてのお団子。



…小学生の時。



父からもらった食費で本を買いたくて試行錯誤。
夕食の定番はスーパーのみたらし団子。




今思うと、子供の『ひとりごはん』は危険です。



父も母も居ない家。
テレビを自由に観せてもらえない部屋。
本を読むことが最大の楽しみでした。



『ひとりごはん』は、何を食べても美味しくなくて
「お腹が膨らめば何でもいい」



最初は
→スーパーやコンビニのお弁当
そして…
→お団子、お菓子、パン
→白米
→小麦粉
→食べない



白米は…
ただ炊いて、お塩と味の素、お醤油をかけて食べていました。

小麦粉は…
こねて、茹でて、すいとん。
お砂糖とお醤油を絡めてみたらし団子風味



小学生にとって、100円は大金。
100円を浮かせる為に頑張っていました。




中学生の時。
朝礼で貧血。
寒がりで冷え症。
一度風邪ひくとなかなか治らない。



細い…?というより、カリカリ。
高校生になるまで、胸はぺたんこ。
爪は割れるし、ささくれだらけ。
立ちくらみが日常。


今思えば、食生活が原因だったのですね。。。



あれから20年
現代の子供たちって、どんな食事してるのかな。


核家族、共働き、受験戦争、離婚の増加、携帯電話の普及、インターネット社会…。



あの頃の私みたいに
「一人でご飯」してるのかな。



私は「ひとりごはん」が苦手です。
「ひとり旅」はするけど
「ひとりご飯」は今でも苦手です…。



だからこそ、友達と会う機会が増えたり、
たくさんの人と出会う機会が増えたり。
災い転じて福となってます。



「淋しい」って感じたことがバネになりました。



現代の子供たちは…
「淋しい」って感じてるのかな。



「ひとり親家庭」が特別だった私の子供時代。
「ひとり親家庭」が当たり前になりつつある現代。



理解が広がったり、支える環境が整うのは素晴らしいことだけど
「淋しい」に鈍感になるのは。いいことなのかな…。




ひとりの夜。ひとりのご飯。

「淋しい」と思う子供が一人でも少なくなりますように…☆
「淋しくない」と思う子供が一人でも少なくなりますように…☆