「野犬」「野良猫」「害虫」「猛獣」「雑草」…
すべて人間の主観で付けられている名前だと思います。

地球の生物から見たら、私たちこそが
「野人」「野良人」「害人」「猛人」「雑人」…
そう思われているかも知れません。



私は、生物学も環境学もきちんと学んだことはないので、
知識に基づいた発言はできません。
正確な情報も把握していません。
おしゃれだからと、ファーのアイテムを何も考えずに身につけています。
偉そうな事を言える立場ではありません。
ただ、我が家の猫から毎日たくさんの幸せをもらっています。



我が家のハチコハクと、私が身につけているファーのもととなっている動物たち。
「犬と猫と人間と」で観た殺処分されていた動物たち。




~国の境目が命の境目であってはならない~
人間に対してだけでは無いように思えます。




『命の境目』
知らなかったこと。
知りたくなかったこと。





数年前、ある動物愛護イベントにチャリティートークライブに
ゲストとしてお声をかけて頂きました。
その時の我が家にはまだハチコハクは居なくて映画も観ていなかった。

「何も知らないのです。」
そうお答えしました。





その後に映画を教えて頂きました。
その中に映されていたこと。




ある地域では
地域の反対や様々な事情で殺処分場所の確保が難しくて
「保管所」として、動物を収容していました。

保管されていた動物たちは、トラックに載せられて
山道を運転中の荷台の中でガス処理(こんな表現しかできなくてごめんなさい)されます。
その後、遺体となった動物たちは処理されます。
保管所は「遺体処理場」でもありました。


「誰かがやらなけらばならない仕事として日本に存在している殺処分。
だったら、動物が好きな自分が手を下します。愛情を持って最期の瞬間を扱いたいから。」
そうおっしゃっていた職員の方。


殺処分に携わっている方々が悪い訳ではないと考えさせられました。


生まれる前から金額が付けられて、順番待ちされている血統の良い動物たち。
人間が商売の為に繁殖させたのに、売れ残ると在庫として処分される動物たち。

命の境目を人間が作っているように見えました。





このブログを書いている左手を。
ハチコは抱きしめて眠っています。
足元でコハクが眠っています。
MtoM  by美元
MtoM  by美元


大切な家族。
ハチコハクが居なかったら乗り越えられなかった夜が何度もありました。
飼っている…なんて偉そうに言えない。
一緒に暮らしてくれていることに「ありがとう」が溢れます。
長生きしようね…☆


映画、是非観て頂きたいです。