最近ずっと更新できなくてごめんなさい。
でもでも、今日は絶対に残したくて…☆
今日、友達がお誕生日会を開いてくれました。
誕生日。
母がいた頃は親戚が集まってお祝いしてくれました。
お花をくれるおじさん。
写真を撮ってくれるおじさん。
プレゼントをくれるおじさん。
母の料理…☆。
ケーキは必ずサーティワン^^
頭には大きな花やリボンをつけて。
花束を持っている幼い頃の私の写真…☆
母が亡くなる前の最後の誕生日。
初めての友人を招いての誕生日会。
近所のマクドナルドで。
みんなで集合写真。誕生日会がしたいと言った私のワガママを叶えてくれた母。
おもちゃ屋さんでおもちゃのミシンを欲しがる私の前で、
「友達の娘にプレゼントするから」と買い物をしていた母。
優しい嘘。
包みの中は私のミシン。
誕生日が来るのが待ち遠しかったあの頃。
おしゃれで器用で優しい母が。
私を『お姫様』にしてくれるスペシャルな日。
今思えば…。
おじさん達には母が頼んでくれていたのです。
「もうすぐ誕生日だから…♪」
母が伝えてくれていたのです。
…母が亡くなってから。
『当たり前』が『当たり前』ではなかったと。
母の優しさを。愛情を。
どれほど受けていたのかを知りました。
父は無頓着な性分だから。
母が亡くなってからの我が家に、行事はなくなりました。
誕生日もクリスマスも。
お正月も。
何もしない…。
『誰もいない…。』
お誕生日が来るのが嫌だったあの頃。
小学生の私には、一人で過ごす誕生日は悲しくて。さびしくて。
「お母さん」のいる友達が羨ましかった。
「お母さん」が欲しかった。
社会人になって。
いつからか自分で誕生日会を主催するようになりました。
一人が苦手な淋しがり屋の私ならではの誕生日会。
何年前かな。
初めての誕生日会。
2日前の突然のお誘いに。
150人もの友達が集まってくれました。
あの日の写真は大きな額に入れて父の部屋に飾っています。
一人暮らしをはじめるとき、「これは置いていって。」
「この写真を見ると元気になるんだ」と。
たくさんの友達に囲まれている私をみて、「将来なにになりたいんだ??」と笑っていた父☆
いじめられっこだった私が。
いつからか、「友達多いね」と言われるように。
それから毎年。
お誕生日が待ち遠しくなりました。
今日は…
何人の方がいらして下さったのかな。
たくさんの笑顔。
大好きな仲間。
大切な人。
「美元!産まれて良かったね!!」
私は…。
なんて幸せなんだろう。
私と話したら罰金10円。
私の机には触らない。
クラス中に言われていた頃。
学校でも一人。
家でも一人。
お姫様なんかじゃなかった。
「仲間はずれ」だった私に
『仲間』ができたのは。
いつからなんだろ…。
企画してくれて。
案内メールを送ってくれて。
ヘアメイクをしてくれて。
ケーキを作ってくれて。
お祝いに来てくれた友達への突然のお願い。
写真撮影。司会。プレゼントの歌。
みんな笑顔で引き受けてくれました。
本当にありがとう><
抱えきれない位のみんなからのお祝い。
一緒に運んでくれて。
ベッドの中でこのブログを書いている今も。
隣の部屋には友達がいて。
ベッドの周りにはお花がいっぱい。
幸せな記憶がいっぱい。
「一人ぼっちの誕生日」は。
過去の記憶に。
『おめでとう』は魔法の言葉。
本当に本当に幸せでした。
本当に本当にありがとうございました!
お花の香りに包まれて。
目覚めれば28歳最後の日。
20代最後の誕生日。
独身最後の誕生日。
どこに行こうか。
何をしようか。
色々考えて…。
今日は父とデートをします。
深夜のカウントダウンデート。
29歳になる瞬間は父と一緒に。
「行きたい所がある」
そう言って、時間を作ってもらいました。
「自分が生まれた病院に行きたい」
今夜、そうお願いします。
私が生まれた時。
父はそわそわしながら、病院の階段を上ったり下りたりしていたと…。
あの日のあの場所に行ってみたいのです☆
父がどんな風に私の誕生を待っていてくれたのか。
改めて父に聞きたくて。
誕生日当日は。
父と兄とで母のお墓参り。
婚約が決まってから、まだ報告に行っていないから。
「父と同じ名字で迎える最後の誕生日」は。『両親に感謝をする日』
夜は政伸さんが手料理を作ってくれると…☆
『生まれてこれて良かった…』
本当にそう思います☆
いつか自分の子供にもそう思ってもらえるような。
そんなお母さんになりたい。
母がしてくれたこと。
母がしたくてもできなかったこと。
私は全部全部やりたい。
皆さんの明日が幸せな時間となりますように☆
久しぶりのブログ。
長い長いブログ。
読んで下さってありがとうございます。