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昨日観た舞台は戦時中の沖縄の話。
一昨日観た舞台は現代の在日韓国人の話。


どちらも本当に考えさせられる深い内容でした。

実話を基にしたストーリーは、目を背けたくもなるけど。

私達の世代には伝えて行く義務があるのだと…。

次の世代が「選択」できる時代にする為に。
「事実」を伝えていかなければならないのだと…。
そう感じました。


今度のドラマも実話を基にしています。
私の役は、北朝鮮人の26歳の女性。

演技って凄いことです。
彼女の心情を。
北朝鮮に行ったことのない私が演じる…。


私は役作りがどういうことなのか未だにわかりません…。

ただ、想像します。

「もしかしたら、私がこの女性だったのかもしれない…」


私の祖母は、まだ朝鮮半島が南北に別れる前に日本に来ました。
だから今で言う韓国の大邱出身の祖母は自分を『朝鮮人』と言っていました。
「韓国人」でも「北朝鮮人」でもなく『朝鮮人』


もしも。
あの頃祖母が。
何かしらの理由で日本に来ていなくて。
何かしらの理由で、たまたま北側で暮らしていた時に。
南北が分断されていたら…。


知らない誰か。
どこかの誰か。

そうは思えなくて。


『私だったかもしれない誰か』


そう感じるのです…。


「地球の裏側」で起きていることも。
「過去」に起きたことも。


何かが。
ほんの少し。
違っていたら。


どんな出来事も。
自分に無関係とは言い切れない。



今月中旬には撮影が始まります…。

楽しみでもあり。
怖くもあり。
ドキドキが止まりません。


今日はテコンドーを学びに行きます。
格闘技でありながらも。
歴史を学べると聞きました。

もう一つの母国、『韓国』をもっともっと知りたくて。
微力ながらも、できることってきっときっとあるはずで。

「北朝鮮人」ではないけれど。
MIXの私だからこそ感じられることってきっとあるはず…。


撮影までの一瞬一瞬を大切にしたいな☆


Smile(*^o^*)